「バードマン」の音楽を手がけたドラマー来日、内なる世界をリズムで表現

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本日4月13日、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の公開を記念して劇中の音楽を手がけたドラマー、アントニオ・サンチェスの来日会見が東京・コットンクラブにて行われた。

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」会見。左から菊地凛子、アントニオ・サンチェス、菊地成孔。

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」会見。左から菊地凛子、アントニオ・サンチェス、菊地成孔。

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ドラム演奏を披露するアントニオ・サンチェス。

ドラム演奏を披露するアントニオ・サンチェス。

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督によるアカデミー賞受賞作。過去にヒーロー映画の主役を演じて有名になったものの現在は勢いを失った俳優が、かつての栄光を取り戻すためブロードウェイの舞台に挑む。

アントニオ・サンチェスは登場してまもなく、「バードマン」の本編映像をスクリーンに投影した状態でドラム演奏を開始。映像と完璧に一致し、緩急のついた見事な演奏で観客を魅了した。さらにその後のトークセッションで、楽曲制作にあたり物語の進行に沿うだけでなく、主役のリーガンの心の中にまで入り込む必要性を感じたかと質問を受けると、サンチェスは「まさに監督が求めていたのがそれだった。リーガンの内なる世界、彼の抱える葛藤や苦しみなどの感情を些細な部分まで表現する必要があった」と真摯に回答する。またイニャリトゥ監督の印象を問われると、「彼はクリエイティブなスピリットを持っているところがすばらしいと思う。どの俳優からも最高のパフォーマンスを引き出せる。主演のマイケル・キートンに撮影の感想を聞いたら『本当に大変だった』と言っていたけどね」と冗談交じりに語った。

なお会見の冒頭にジャズミュージシャンの菊地成孔による作品解説が行われ、終盤には特別ゲストとして菊地凛子が登場。イニャリトゥ監督の過去作「バベル」に出演した彼女は、国際的に活躍するきっかけをもたらしてくれた同監督に感謝の意を述べた。

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