マイケル・マン×アダム・ドライバーで“F1界の帝王”を描く「フェラーリ」7月公開

33

1027

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 238 766
  • 23 シェア

「ヒート」やドラマ「TOKYO VICE」で知られるマイケル・マンが監督を務めた「Ferrari」が「フェラーリ」の邦題で7月5日に公開決定。ティザービジュアルと特報が解禁された。

「フェラーリ」ティザービジュアル

「フェラーリ」ティザービジュアル

大きなサイズで見る(全2件)

本作の主人公は、フェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへ成長させた稀代の経営者エンツォ・フェラーリ。1988年に亡くなった彼の私生活は謎に包まれていたが、本作では彼が59歳である1957年に焦点を当てた物語が展開される。妻ラウラとともに設立したフェラーリ社は経営の危機に瀕し、1年前の愛息ディーノの死により夫婦生活は冷え切っていた。一方で、ひそかに愛し合うパートナーであるリナ・ラルディとの間に生まれた息子ピエロの認知も叶わない。そして再起を誓ったエンツォは、イタリア全土1000マイルを走る過酷なロードレース“ミッレミリア”にすべてを懸けて挑戦する。

マンは構想30年の末に本作を企画。F1界の“帝王”と呼ばれたフェラーリをアダム・ドライバー、ラウラをペネロペ・クルス、リナをシャイリーン・ウッドリーが演じた。撮影は第93回アカデミー賞の撮影賞を受賞した「Mank/マンク」のエリック・メッサーシュミットが担当。ダイナミックな構図で再現したレースシーンはYouTubeで公開された特報でも確認できる。

映画監督のギレルモ・デル・トロは本作を「壮大で濃密なドラマ」と評しており、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは「名優たちの競演」、ドゥニ・ヴィルヌーヴは「傑作」とコメントした。

キノフィルムズが配給を担う「フェラーリ」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。

映画「フェラーリ」特報

この記事の画像・動画(全2件)

(c)2023 MOTO PICTURES, LLC. STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

読者の反応

XBaoVN @XBaoVN

@eiga_natalie ❤️

コメントを読む(33件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 フェラーリ / マイケル・マン / アダム・ドライバー / ペネロペ・クルス / シャイリーン・ウッドリー / ギレルモ・デル・トロ / アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ / ドゥニ・ヴィルヌーヴ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。