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「ソロモンの偽証」監督、藤野涼子と板垣瑞生の「まなざしと心に賭けた」

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左から成島出監督、藤野涼子、板垣瑞生。(c)2015「ソロモンの偽証」製作委員会

左から成島出監督、藤野涼子、板垣瑞生。(c)2015「ソロモンの偽証」製作委員会

4月5日、新宿ピカデリーにて「ソロモンの偽証 後篇・裁判」の先行上映記念舞台挨拶が行われ、藤野涼子板垣瑞生成島出監督が登壇した。

「ソロモンの偽証」は宮部みゆきの小説を「八日目の蝉」の成島監督が映画化した作品で、とある中学校で起きた生徒転落死事件の真相をめぐるミステリー。「前篇・事件」と「後篇・裁判」の2部作での公開となり、3月7日から前篇が公開されている。

約1万人の中からオーディションで主演を勝ちとった藤野涼子は、来場者に感謝の念を述べ「後篇はどうなっているのだろうというモヤモヤが一足早く晴れたと思います」とコメント。成島監督は「皆さんに1つお詫びがあります」と前置きし、「本当は前後篇にしたくなかったのですが、初めのプロットでいくと10時間くらいになってしまうところでした。途中休憩を入れてでも1本にまとめようと思ったのですが、原作を半分くらいしか入れ込むことができなくなってしまうので」と、2部作になった経緯を説明した。

印象に残っているシーンについて、藤野はラストシーンを挙げ「何度もNGを出しましたが、監督やスタッフのおかげで納得できる演技ができたと思います」と回想した。後篇の大きなカギを握る神原和彦を演じた板垣瑞生は、「300人を前にした長回しシーンです。プレッシャーがすごかったです」と語る。

成島監督は「子役からやっている子たちと比べれば演技としては最下位と言っていいほどでしたが、2人のまっすぐなまなざしと心に賭けてみようと思いました」と述懐。藤野は1年以上にわたって携わってきた作品が公開される喜びの一方で、「寂しいなという思いもあります」と複雑な心境を吐露し、板垣は「一生で1度あるかないかの貴重な現場に参加させていただき、ありがとうございました」と感謝の意を表した。

「ソロモンの偽証 後篇・裁判」は4月11日公開。

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