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「いただきます」の大切さを扱う映画で16歳平祐奈が沖縄県民の心をつかむ

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「ぼくが命をいただいた3日間」舞台挨拶の様子。左から若山耀人、平祐奈、高橋和也、松原智恵子、工藤里紗監督。

「ぼくが命をいただいた3日間」舞台挨拶の様子。左から若山耀人、平祐奈、高橋和也、松原智恵子、工藤里紗監督。

本日3月27日、第7回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」にて「ぼくが命をいただいた3日間」が上映され、舞台挨拶に若山耀人、平祐奈高橋和也松原智恵子、そして監督の工藤里紗が登壇した。

「ぼくが命をいただいた3日間」は、テレビ東京と吉本興業が共同制作した映画。父親の田舎を訪れた少年が祖父母や近所の美少女と出会い、「食べる」こと、「生きる」こと、そして「命をいただく」ということについて学ぶ物語。この日はさまざまな年齢層の観客が集まっており、エンドロールが終わった瞬間に会場は温かい拍手に包まれた。

劇中には鶏を絞めるシーンや鹿を撃つシーンが登場するが、撮影の際はすべて実際に行ったという。平は「普段はできないようなことを撮影で体験した分、ロケのお弁当を食べるときの『いただきます』も気持ちを込めて言いました」と話し、高橋が「田舎の暮らしを経験してみた耀人くんと祐奈ちゃんの新鮮な表情のおかげで映画がリアリティを持った」と続けた。

この上映が行われた沖縄には、おいしいものを指す「命薬(ぬちぐすい)」という方言がある。この作品は命をテーマにするとともに、おいしそうな田舎料理をたくさん映し出しているということもあり、地元の来場者から出演者に向けて「ぬちぐすい、という言葉を知っていますか?」と質問が上がった。壇上の多くが聞きなれない言葉に首をかしげたが、16歳の平が「私の両親は沖縄の近くの島出身なので、よくその言葉を使っています。命の大切さを扱ったこの映画を、沖縄に住んでいるたくさんの人に見て欲しいと思っています」と答え、会場から大きな拍手が起こった。

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