ジャ・ジャンクー監督、最新作をオーストラリアで撮影中

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新作を撮影中のジャ・ジャンクーが、ロケ地であるオーストラリアの青空の下で微笑む写真を、自身のSNSで公開した。

「山河故人(原題)」現場写真 (写真提供:Xstream Pictures - Shanghai Film Group / DR / T.C.D /  VISUAL Press Agency /  ゼータ イメージ)

「山河故人(原題)」現場写真 (写真提供:Xstream Pictures - Shanghai Film Group / DR / T.C.D / VISUAL Press Agency / ゼータ イメージ)

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撮影中の作品は「山河故人(原題)」と題され、2016年に中国で公開予定。主人公の女性を中心に、かつての恋人や疎遠になった息子など、登場人物たちの移ろいゆく感情や記憶を長い年月と共に追っていく。背景となる時代は1990年代から2014年、そして2025年へと変化していき、ジャ・ジャンクー監督の作品において初めて未来の様子が描かれる。

主演はジャ・ジャンクー作品ではおなじみのチャオ・タオ。主人公の20代から50代までを1人で表現する。そして先日新たに発表されたキャストが、台湾出身の女優であり映画監督でもあるシルヴィア・チャン。彼女の役については、セリフが英語であることが監督により明かされている。

カンヌ、ヴェネツィア、ベルリンの “世界三大映画祭” すべてで受賞経験があり、2013年のカンヌ国際映画祭では「罪の手ざわり」で脚本賞を受賞したジャ・ジャンクー監督。フランス映画監督協会は、功労賞である「ゴールデンコーチ賞」を同監督に贈ることを発表した。歴代受賞者にはクリント・イーストウッドやジム・ジャームッシュらがおり、中国人においては初の快挙である。今年5月に第68回カンヌ国際映画祭にて授賞式が行われる予定だ。

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坂口 英明 @banzong

ジャ・ジャンクー監督、最新作「山河故人」オーストラリアで撮影中 - 映画ナタリー https://t.co/we51RtEh7c

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