まず会場に入ると、高河から来場者への挨拶としてメッセージパネルがお出迎え。そこには10代から走り続けてきた高河の「いま原稿を見返すと、未熟ゆえの暴走も、必死の背伸びも、ぜんぶ正直に残っていて、ちょっと笑えて、ちょっと泣けます。でも、そのどれもがわたしを育て、ここまで連れてきてくれました」という、この40年を慈しむような言葉が綴られている。
一歩進むと、高河の歴史を辿る長い年表が登場。1965年の誕生から小学校入学、初めてのマンガ購入、コミックマーケット初参加、同人サークル設立、商業デビュー、戸建ての購入、結婚、出産まで、画業とともにプライベートの歩みも事細かに記されている。周りのショーケースには、画集やこれまで手がけてきた数々の同人誌、公式ファンクラブの会報誌「ALL IN Y」などがずらりと並んだ。
ここからは、「アーシアン」「源氏」「LOVELESS」などの原稿展示コーナーへ。驚くべきことに、ほぼすべての原画に高河のコメントが添えられている。ベタの質感やホワイトの跡、写植前の書き文字まで間近で確認できるのに加え、制作の舞台裏まで楽しめる構成だ。また「REN-AI【恋愛】」については、物語の原点が覗ける連載前のプロットも公開されている。
会場ではモノクロの原稿だけでなく、美麗なカラー原画も多数展示。さらに、高河が10の質問に答えているパネルも掲出されている。「一番の転機となった出来事や作品は?」「新しく挑戦してみたいジャンルやテーマは?」「もし、自身の作品のキャラクターと1日過ごせるなら、誰と何をしたい?」などの答えは、ぜひ会場で確かめてみてほしい。
「高河ゆん40th Anniversary Exhibition」
日時:2026年1月31日(土)~2月15日(日)10:30~20:00 ※各日初回は10:40からの入場、最終入場は閉場の30分前まで、最終日は17:00閉場(16:30最終入場)
会場:神奈川県 マルイシティ横浜 7Fイベントスペース
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竹河巻 @takekanomaki
めっちゃくちゃ懐かしい。
平清盛の義母が建礼門院?とか思ったなぁ。わざわざの休業宣言とか。
高河ゆんの画業40周年展が本日から横浜で、ほぼすべての原画に本人のコメント付き https://t.co/4ugh2TqXBt