「アズワン/AS ONE」JO1白岩瑠姫が生バンドでサプライズ歌唱、共演者も鳥肌

2

732

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 204 525
  • 3 シェア

長編アニメーション映画「アズワン/AS ONE」の舞台挨拶が、本日8月13日にヒューリックホール東京で開催され、主人公・ヨウ役の白岩瑠姫JO1)、ラコ役の白石晴香、キザナ役の日笠陽子、脚本の西田シャトナーが登壇した。

主題歌「巡星」を歌唱する白岩瑠姫

主題歌「巡星」を歌唱する白岩瑠姫

大きなサイズで見る(全32件)

「アズワン/AS ONE」とは

映画「アズワン/AS ONE」舞台挨拶より。左から日笠陽子、白岩瑠姫、白石晴香、西田シャトナー

映画「アズワン/AS ONE」舞台挨拶より。左から日笠陽子、白岩瑠姫、白石晴香、西田シャトナー[拡大]

アーケードゲーム「星と翼のパラドクス」の設定と世界観を踏襲しながら、完全オリジナルストーリーが展開される「アズワン/AS ONE」。現代の地球でミュージシャンを目指す高校生のヨウと、宇宙に浮かぶ巡星(めぐりぼし)のロボット整備士・ラコが、昏睡状態に陥ったラコの意識の中で出会うことから物語が始まる。8月22日の公開に先がけ、本日は最速上映プレミアイベントとして舞台挨拶が行われた。

初声優のプレッシャー

白岩瑠姫

白岩瑠姫[拡大]

同作で声優に初挑戦し、RUKI名義で主題歌もプロデュースした白岩。「まさか自分が主演で声優をさせていただくと思ってなかったので、お話をいただいたときはすごくびっくりしました。それにプラスして主題歌も作るという、初めてのことを2つもやらせていただいたので、プレッシャーを感じながら過ごした2、3カ月間でした」と思いを述べる。完成した作品については、「1週間前に試写で観させていただいたときに、自分の作品なんですがめちゃくちゃ感動して。それを今から皆さんに観ていただけるのがすごく幸せです」と笑顔で語った。

台本を初めて読んで

台本を初めて読んだときの感想を聞かれ、白石は「この作品は登場人物それぞれの人生が重なり合うところが1つの大きなポイントです。不思議な出会い、巡り合いから生まれる奇跡のような物語が、きっと皆さんそれぞれの人生にも重なるだろうなと思いました」とコメント。日笠は「“正義と悪”とよく言われますが、この作品においては誰が正義で誰が悪なのかという……。ある目線から見たら悪のように見えても、別の目線から見たら正義に見える。悪側にも信じるものがあって、それらを俯瞰して見ると、どちらが正しいかなんてわからないなと思いました」と述べる。

脚本で大事にしたこと

西田は脚本作りにおいて、原作ゲーム同様に“人と人とのつながり”を大事にしたそう。「映画も架空の世界ではありますが、その世界と私たちがつながることで、“真実”になるような出来事が起こればいいなと思いながら作りました。キャストの皆さんも一生懸命向き合ってくださいましたが、私たちがその“真実”に触れられるような演技をしてくださっています」と、これから映画を観る観客に熱く訴える。

主題歌をサプライズ歌唱

主題歌「巡星」を歌唱する白岩瑠姫

主題歌「巡星」を歌唱する白岩瑠姫[拡大]

ここで次の準備のため、白岩がステージから一旦登壇。観客がざわめく中、ほかの登壇者たちはしばし場をつなぐ。準備が整うと、司会が「それでは聴いていただきましょう。RUKIで『巡星』!」と高らかにアナウンス。すると幕が上がり、本格的なバンドセットが現れる。再び観客の前に姿を現した白岩は、主題歌「巡星」を力強く歌唱。舞台袖から白岩のパフォーマンスを見守っていたほかの登壇者たちは、「鳥肌が止まらなかった!」と興奮の声を挙げた。

先輩声優への尊敬の眼差し

映画「アズワン/AS ONE」舞台挨拶より

映画「アズワン/AS ONE」舞台挨拶より[拡大]

ここからは、作品内容にちなんだトークへ。「自分にとって切り離せないもの」という質問に、日笠は「声優ですかね。人生の半分を声優という職業で過ごしてきたので、もう切り離せない。これから追い越していくような存在だなと思います」と真面目に答える。対して白石は「お風呂の後のアイスですかね。リラックスタイムに甘いものは欠かせない」と思わず和む回答。これを聞いた日笠が「学びたい! 私、リラックスが下手なの」と言うと、白石は「確かに日笠さんは常にオン状態というか、どの現場でお会いしてもカッコいい。先ほど『自分の人生から声優というものが切り離せない』とおっしゃっていましたけど、そうやって走り続けてくださっているからこそ、私のように日笠さんの背中を追いかけている後輩がたくさんいるんだろうな」と尊敬の眼差しを向けながら語った。

振り入れの真剣なアドバイス

また「10代の頃の悩みは?」という質問に、白岩は「普通だと思います。『モテたいな』みたいな」と回答。ほかの登壇者たちに悩まなくていいほど今もモテモテではと言われると、「いやいや、もう全然です。まだまだイケます!」とお茶目に返す。さらに白岩は「パラパラの振りが覚えられなくて悩んでいた」という日笠に対し、「人間って自分のやったことある動きだとすぐに対応できるじゃないですか。だからそれって、いかに自分がやったことある動きが振り付けの中に入ってるかだけだと思ってて」「やる年数が長ければ長いほど修得は早くなる。だから振りに知らない動きが出てきたときは、JO1でも時間がかかります」と真剣にアドバイスを送った。

最後にもう1つのサプライズ

西田シャトナー

西田シャトナー[拡大]

最後に、本日誕生日の西田に白岩が花束を贈呈する場面も。西田は「皆さんに初めてこの映画を観ていただく日が、たまたま誕生日ということで、なんだか運命を感じます。ありがとうございます!」と笑顔を見せる。改めて白岩は、「今日は本当に短い時間でしたが、こんなにたくさんの方が集まってくださったこと、本当に幸せに思います。ありがとうございます」と挨拶。「初めて声優に挑戦させていただいたり、歌を作らせていただいたりと、本当に貴重な経験をさせてもらいました。周りの方々に支えていただいたからこそ、この映画が完成したのだと改めて感じています。こうして今ステージに立てているのも、皆さんや周りの方々の支えのおかげです」としみじみと感謝の思いを伝え、会場を後にした。

「アズワン/AS ONE」JO1・白岩瑠姫による主題歌の生歌唱

関連する特集・インタビュー

この記事の画像・動画(全32件)

「アズワン/AS ONE」

2025年8月22日(金)全国公開

スタッフ

監督:静野孔文
キャラクターデザイン:貞本義行
メカニックデザイン:形部一平
脚本:西田シャトナー、松井香奈、本田雅也
プロデューサー:三木裕明、津田洋介、鈴木洋平
製作総指揮・プロデューサー:Joe Teng、結城崇史
アニメーション制作:Honoo、StudioGOONEYS
製作・制作:ナダ・ホールディングス、スローネ
宣伝:満塁
配給:ギャガ

キャスト

ヨウ:白岩瑠姫JO1
ラコ:白石晴香
ヴィーゴ:武内駿輔
キザナ:日笠陽子
ルロワ:丸山隆平

原作 星と翼のパラドクス (c) SQUARE ENIX/SUNRISE (c) ASONE製作委員会

読者の反応

  • 2

葵衣 @IGn17g5zps36487

@comic_natalie 推し♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

コメントを読む(2件)

関連記事

白岩瑠姫のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 白岩瑠姫 / JO1 / 白石晴香 / 日笠陽子 / 西田シャトナー / アズワン/AS ONE の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。