「このマンガを読め!」1位は川勝徳重「痩我慢の説」

17

327

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 73 200
  • 54 シェア

マンガランキング「THE BEST MANGA 2025 このマンガを読め!」の結果が、本日12月24日発売のカルチャー誌・フリースタイルVol.62(フリースタイル)で発表された。1位に輝いたのは、川勝徳重「痩我慢の説」。

フリースタイルVol.62。カバーイラストは西村ツチカによるもの。

フリースタイルVol.62。カバーイラストは西村ツチカによるもの。

大きなサイズで見る(全4件)

「このマンガを読め!」はフリースタイルによる毎年恒例のマンガランキング特集。1位になった「痩我慢の説」は藤枝静男の同名小説を「アントロポセンの犬泥棒」「電話・睡眠・音楽」で知られる川勝が劇画タッチで表現した作品だ。リイド社のWebマンガサイト・トーチwebにて発表され、単行本は全1巻で刊行された。

2位以降はクワハリ原作による出内テツオ「ふつうの軽音部」、城戸志保「どくだみの花咲くころ」、泥ノ田犬彦「君と宇宙を歩くために」、世良田波波「恋とか夢とかてんてんてん」が続いた。20位までのランキング結果は本文末に掲載する。

なお「このマンガを読め!」は今年で20周年を迎える。これを記念し、Kindleでは12月25日16時59分までの24時間限定でフリースタイルVol.62を無料配信中だ。

フリースタイル 62 THE BEST MANGA 2025 このマンガを読め!

「フリースタイル 62 THE BEST MANGA 2025 このマンガを読め!」
Amazon.co.jp

川勝徳重コメント

劇画家デビューから苦節14年。
賞とは無縁の人生でしたが、ついに誉れある1位をいただいて、感激しております。父から言われた「艱難辛苦は汝を玉とす」という言葉を胸に、日々奮闘努力してまいりました。
拙著をお読みくださった読者の皆様、本の制作・販売に携わってくださった方々、そして何より藤枝静男様、本当にありがとうございました。

「THE BEST MANGA 2025 このマンガを読め!」

1位:「痩我慢の説」川勝徳重 / 藤枝静男(リイド社)
2位:「ふつうの軽音部」出内テツオ / クワハリ(集英社)
3位:「どくだみの花咲くころ」城戸志保(講談社)
4位:「君と宇宙を歩くために」泥ノ田犬彦(講談社)
5位:「恋とか夢とかてんてんてん」世良田波波(マガジンハウス)
6位:「SSSS すぎむらしんいち短編集」すぎむらしんいち(小学館)
7位:「ザ・キンクス」榎本俊二(講談社)
8位:「DUCKS 仕事って何? お金? やりがい?」ケイト・ビートン / 椎名ゆかり(インターブックス)
9位:「ヒストリエ」岩明均(講談社)
10位:「ボールアンドチェイン」南Q太(マガジンハウス)
11位:「アステリオス・ポリプ」デイヴィッド・マッツケーリ / 矢倉喬士 / はせがわなお(サウザンブックス社)
12位:「ゆめみるナッティー・ナンバーズ」佐々木マキ(亜紀書房)
13位:「偉人画報 三峯徹」金平守人 / 稀見理都(少年画報社)
14位:「しかし火事獅子歌詞可視化」問松居間(講談社)
15位:「佐々田は友達」スタニング沢村(文藝春秋)
16位:「悪魔二世」志波由紀(KADOKAWA)
17位:「女の園の星」和山やま(祥伝社)
17位:「棕櫚の木の下で」メグマイルランド(マガジンハウス)
19位:「ハヴィラ戦記」みのすけ(集英社)
20位:「いやはや熱海くん」田沼朝(KADOKAWA)

この記事の画像(全4件)

読者の反応

geek@akibablog @akibablog

「このマンガを読め!」1位は川勝徳重「痩我慢の説」
https://t.co/J4zwmgZnJ8

コメントを読む(17件)

関連記事

川勝徳重のほかの記事

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 川勝徳重 / 出内テツオ / 城戸志保 / 泥ノ田犬彦 / 世良田波波 / すぎむらしんいち / 榎本俊二 / 岩明均 / 南Q太 / 佐々木マキ の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。