仕事に役立ったりそうでもなかったり…誰もが異能を持つ社会を描く、高野雀の新刊

高野雀「たあいないのうりょく」1巻が、本日12月17日に竹書房から発売された。

「たあいないのうりょく」は、相手のお腹を空かせる、ハンコがきれいに押せる、紙を均等に折れるなど、何かしらの異能を誰もが持っている社会を描いた高野作品「しょうもないのうりょく」と同じ世界を舞台にした物語。アラームの数分前に目が覚める異能を持った女性・元木福は、おかげで仕事は無遅刻無欠勤だが、「しょうもない異能」と自分の力をあまり気に入っていない。そんな福には、本人の知らない隠れたもう1つの異能があった。

購入特典として、埼玉の小声書房ではモノクロペーパーが付属。また東京・青山ブックセンター本店では、2025年1月13日に「たあいないのうりょく」1巻の発売を記念したトークショーが開催される。出演者は、高野と「鬼桐さんの洗濯」のふかさくえみ。トークショー後には両作家のサイン会も行われる。料金は税込1650円。定員100人で参加を受け付け中だ。

コミックナタリーでは「たあいないのうりょく」3話分を期間限定で無料公開中。この機会に試し読みをしてみては。