鳥取県境港市にある
リニューアルオープンに伴い、常設展では、幼少期のエピソードを自伝的マンガ作品や映像で紹介するコーナー「第1章<境港のしげる少年>」、苛酷な戦争体験を豊富な資料で紹介するコーナー「<第2章水木しげると戦争>」、薄暗い洞窟の中に約50体の妖怪が潜むコーナー「第4章<水木しげるの描いた妖怪たち>」、「なまけ者になりなさい」などの水木の名言を紹介するコーナー「第6章<水木しげるの言葉>」を新設。企画展示室では、旧記念館では展示できなかった貴重な原画を、約半年ごとに内容を変えて展示していく。
記念すべき第1回の企画展として、4月20日から10月20日まで「鬼太郎の誕生 -生まれかわる四つの物語-」が開催される。怪談「飴屋の幽霊」をモチーフにした戦前の紙芝居をヒントに、「蛇人」という紙芝居作品で初めて鬼太郎を登場させた水木は、紙芝居作家からマンガ家に転向。貸本「妖奇伝」で初めてマンガ「鬼太郎の誕生」を描いた。そののち「鬼太郎の誕生」は、“鬼太郎は人類が地球上に生まれる前から住んでいた幽霊族の最後の生き残りで、埋葬された母親から生まれてきた”“死んだ父親は目玉だけの姿になって鬼太郎を見守る”というストーリーをベースに、3度媒体を変えて描き直されてきた。「鬼太郎の誕生 -生まれかわる四つの物語-」では、その4つの「鬼太郎の誕生」に迫る。
さらに館内には、オリジナルグッズを取り扱うショップ「な・ぷーんストア」がオープン。常設グッズをはじめ企画展との連動グッズなどが取り揃えられる。リニューアルオープン以降、順次商品を販売。水木しげる記念館の前売券は、イープラスのチケット、イベント情報ページをチェックしよう。
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水木しげる記念館、4月20日にリニューアルオープン 企画展で「鬼太郎の誕生」に迫る
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