「つらねこ」は“ネガカリ”という特殊な体質のせいで、自分の住む町から出られない女子中学生・知里(ちり)が主人公。六尺(ろくしゃく)先生という、ちょっぴり怪しいメガネのお姉さんに、“ネドコ”と呼ばれる空間を通り抜ければ別の土地に行けると教わった知里は、先生の力を借りながらネドコの探索を繰り返す。もう1人のネガカリとの出会いがあったり、ネドコの出先で友達ができたり……。多様な価値観に触れながら、まっすぐ懸命に成長していく知里。一方、六尺もネドコに関わる理由を口にする。同作は青騎士(KADOKAWA)で連載中。
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『熊倉隆敏「つらねこ」2巻 異世界で多様な価値観に触れ、少女は世界を広げていく』
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