劇場アニメ「
イベントにはフウカ役の
公開後の感想を聞かれた井上は公開日である3月31日に鑑賞してきたことを明かし、「お父さんとお子さんとか、友達同士とか、いろんな方がいて。こんなにたくさんの方に愛されているのがすごくうれしいです」と述懐。母と一緒に観に行ったようで、最後にフウカが母のレイアから怒られながらも「無事でよかった」と言われ、親子2人で涙を流すシーンで、井上親子も大泣きしたと話す。すると浜名監督が「このシーンは親の気持ちと子供の頃の気持ちを一緒に込めて作ったので、井上さんの今の話は感動しますね」と語り、「きっとお母さんも映画を観て、自分の娘(井上)の成長を感じて、いろいろ思うものがあったんじゃないですかね」としみじみ述べた。
印象的なシーンを聞かれた石見は「(キャラクターの)表情がコロコロ変わるところがお気に入り」と回答。「特にカリンちゃんとチトセくんが好きなので、(チトセの前でカリンが)あわあわして『絶対この子好きじゃん!』っていう様子がかわいかったです」と述べた。小野は「フウカがオン眉でぴょんぴょん歩きながら『私はフウカ!』って言うシーンがすごく好きです」と身振りを加えて熱く語る。そのマニアックさに対抗するように日笠は「フウカちゃんの靴下の左右の高さが違うところ」と回答し、浜名監督に「ね、監督!? オン眉と靴下だったらどっちがこだわりポイントですか!?」と尋ねる。すると浜名監督は「靴下は原作でもともと互い違いでそれを再現しました。なのでポイントとしてはオン眉の方です」と回答すると日笠は笑いながらもがっかりした様子を見せた。
映画制作の話が決まったときの感想を聞かれた浜名監督。「もともと親子で見れるようなアニメを作りたくてこの世界に入ったので、念願叶いました」と話し、「子供の頃や思春期に観た作品は一生残るような作品になるのかなと思っていて。『らくだい魔女』はみなさんにとってそういう作品になるんじゃないんかなと思います」と作品に込めた思いを述べた。学生の頃から原作の大ファンだという井上も「頭のなかで想像していたまんま動いていました」とその出来に太鼓判を押す。
そんな井上がフウカと母・レイアの関係性について、改めて思いを語る場面も。「フウカからしたらレイアって“光の魔女”というすごい存在。だから(“らくだい”している)自分と比べちゃうことってあると思うんですけど、それでもフウカにとっては、レイアはお母様とか母上とかじゃなく”ママ”なんですよね。それだけで彼女がどれだけ愛情を持って育てられたかが分かります」と感慨深そうに語った。
最後にキャスト陣の挨拶が行われる。田村は「フウカってトラブルメーカーでさわがしい部分もあるけれども、心根が本当にやさしくて。そんなフウカが大好きです。メガイラとの最後のシーンでは人間の心の本質ってこういうところにあるんじゃないかなとも思いました。こういう作品に関われて本当にうれしいです」と語る。井上は映画終盤でメガイラがフウカに「光が似合う」と語りかけたシーンを思い出し、フウカを演じる自分にも心に来るものがあったと泣きそうになりながら語る。最後はフウカらしい明るい声音で「家族とかももちろん、近所の方とかも連れて(笑)、いろんな方にいっぱいチケット配ってください! また映画館でフウカちゃんたちに会いに来てくださいね!」と冗談まじりに呼びかけ、イベントはあたたかい空気に包まれながら閉幕した。
劇場アニメ「らくだい魔女 フウカと闇の魔女」
全国公開中
スタッフ
原作:「らくだい魔女」シリーズ (ポプラ社刊)作・成田サトコ/ 絵・千野えなが
監督:
脚本:吉村清子
キャラクター原案:千野えなが
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:杉田まるみ
音楽:成田旬、山崎泰之
配給:ポニーキャニオン
アニメーション制作:Production I.G
製作:アニメ「らくだい魔女」製作委員会
キャスト
フウカ:
チトセ:
カリン:
キース:
リリカ:佐倉綾音
メガイラ:
レイア:田中理恵
アベル:福山潤
グラウディ:魚建
ロイド:小西克幸
カレン:花守ゆみり
パティ:遠藤綾
セシル:白砂沙帆
カイ:岡本信彦
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