昨日5月6日より公開中の劇場版「パティシエさんとお嬢さん」は、恋に不器用なパティシエ・奥野丈士と、天然でかわいらしいお嬢さん・波留芙美子の関係を描いたラブコメディ。本編上映後に行われたイベントには、丈士役の
撮影の思い出について聞かれた崎山は「僕らだけではなく、ショーケースに並べたケーキをどうやってキレイに温かく写そうとカメラマンさんも考えながら撮ってくださって。スタッフ・キャストともに一丸となった、優しい映画ができたんじゃないかなと思います」と振り返る。岡本は「たくさんのスイーツが登場するのも、この作品ならでは。映像を通して幸福感を味わえると思いますし、スタッフの皆さんとスイーツをいただける時間が幸せでした」と答えた。
村井は「冷蔵庫の音が入ってしまうので、切ってから撮影するんですけど、長引いてしまうとだんだん中に結露ができてしまうんですよ。それを僕たちキャストが進んで拭いて、撮影準備を整えていました」と裏話に触れた。さらに崎山の印象について尋ねられると「すごく落ち着いているんだけど、クールな部分とお茶目な部分が両方混在していているんですよ。こりゃあ、カッコいい男ですよ」と言って会場の笑いを誘い、続けて「熱くもあり、冷静でもある青い炎のようなイメージです」と語った。
映画の感想を聞かれるとりゅうとは「SNSのニックネームをチョコにするくらい甘党なので、いいなあと思って観ていました。僕も出演したかったです」と回答。りゅうとの主題歌について監督は「僕はこう見えてヒップホップが好きで。なかでもサブジャンルの“エモラップ”が好きなんですけど、そういう楽曲だったらいいなって思っていたら、まさにそうで。『初めて自分の映画にラップがついたぜ』って、すごくうれしかったです。ありがとうございます」と喜びの声を伝えた。さらに作品にちなみ、選んだスイーツからコミュニケーション能力がわかる企画コーナーも展開された。
最後に崎山、古厩監督が挨拶を務める。古厩監督は「少しずつですが、前進する2人の思いが皆さんに伝わったらいいなと思います」と語り、崎山は「丈士を演じるにあたって、一番大切にしたいなと思ったのが、単行本の2巻のあとがきに書かれている銀泥さんの優しい言葉でした。『パティシエさん』の世界観は、銀泥さんだからこそ生まれたんだろうなと思ったんです。現場に入ってキャストやスタッフ、いろんな方々に助けられ、こうして皆さんに観てもらえたことで、ようやく1つのケーキとして完成できたんじゃないかと。この映画を観てスイーツ食べたいなとか、恋したいなとか思ってもらえたらうれしいです」と笑顔で述べ、イベントは締めくくられた。
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劇場版「パティシエさんとお嬢さん」
公開中
スタッフ
原作:「
監督:
脚本:蒲田子桃、古厩智之
音楽:MOKU
制作・配給協力:ビデオプランニング
製作:「パティシエさんとお嬢さん」製作委員会
配給:トリプルアップ
キャスト
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仝 / 銀泥原作による実写映画「パティシエさんとお嬢さん」の公開記念舞台挨拶が、本日5月7日に東京・シネマート新宿で開催された。 「パティシエさんとお嬢さん」舞台挨拶、村井良大が崎山つばさを“青い炎”に例える https://t.co/58qaTrcXo6 - ナタリー https://t.co/YoFF0HQ83q