ビッグコミック増刊号(小学館)で連載中の「なつのの京」は、京都でお茶屋を営む、なつのという女性を主人公とした物語。人から“音楽”が聴こえる能力を持つなつのと、客との交流を描く少し不思議なハートフルストーリーだ。作中には「ヴァイオリン協奏曲第3番」「くるみ割り人形」などの楽曲が登場する。単行本の巻末にはわたせとバイオリニストの
また本日は「わたせせいぞう自選集 ハートカクテル」の第2弾「オータムストーリーズ」も同時発売。同書には「コスモス アベニュー」「ガレージはセピア色」「くもりガラスの向こうのクラスメート」など秋の物語が25話収められた。また書き下ろしのエッセイも掲載され、カバーイラストを使用したポストカードが封入されている。
そのほか、いずれも物語の中で音楽が重要なモチーフとなっている「なつのの京」と「ハートカクテル」。Spotifyでは両作品に登場する楽曲をプレイリストで聴くことができる。気になる人はSpotify内で「ハートカクテル公式」「なつのの京公式」と検索してみよう。
わたせせいぞうコメント
「なつのの京」について
「なつのの京」は、僕が京都のお茶屋さんを描きたいなと思って始めた作品です。僕が通っていた頃の祇園はまだ平成の初め、夜の花見小路は本当に真っ暗だったのです。お茶屋さんに入っても玄関はまだ薄暗くて…でも階段を上がって襖を開けると、舞妓さんや芸妓さんがいてパアッと一気に華やかになる。京都はそういう暗転・ 明転がすごいんです。
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人から“音楽“が聴こえる、わたせせいぞう新作が「ハートカクテル」自選集と同発(コメントあり)
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