西島大介「電子と暮らし」自分で電子書籍を作って売る、その手探りの日々の記録

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西島大介による初の活字エッセイ本「電子と暮らし」が、本日12月16日に双子のライオン堂から発売された。

「電子と暮らし」

「電子と暮らし」

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「電子と暮らし」は、西島がWeb上で執筆していた手記をまとめたもの。「ディエンビエンフー」シリーズをイタリアで出版したいと現地の編集者からメールをもらい、そのやり取りを経て西島は「作品は資産」という気づきを得る。その自分が持っている資産を運用する手段として、電子書籍のセルフパブリッシングに挑戦する様子を家族の日常とともに書き留めている。巻末には飯田一史の寄稿「『オルタナマンガ家の生活』史」も収録。なお手記の連載は現在もpixivFANBOXで継続中だ。

「電子と暮らし」目次

はじめに 自称・漫画家
その1 イタリアからの手紙
その2 合言葉はネグレクト
その3 amazonレビューは読まない
その4 もしも全集が出せるなら
その5 コミュニティはいらない
その6 誰も欲しがらない宝物
その7 権利の腑分け
その8 汚れた電子書籍
その9 日焼けと短パン
その10 できることはお金だけ
その11 足あとを消していく
その12 資産と思っているのは僕だけ
その13 法務はメールを使わない
その14 電子書籍のデザインは貧しい
その15 ふったつもりがふられていた
その16 自粛ムードとクリエイティヴ・コモンズ
その17 電子のイメトレ
その18 生原稿は面倒くさい
その19 デザイナーの目線で考える
その20 袖もバーコードもいらない
その21 マンガ家はなぜ先生と呼ばれるのか?
その22 学生の手はもうあがらない
その23 ジャンプショップにマンガはない
その24 デザインは誰もの?
その25 離島で読む電子書籍
その26 自分の価値を自分で決める
その27 エンドロールで席を立つこと
その28 僕は若手クリエイター
その29 こだわりはキャパオーバー
その30 電子書籍に折はない
その31 原稿料は助成金?
その32 写植の達人
その33 フルカラーは貧しい?
その34 校閲としてのamazonレビュー
その35 全ての願いは書誌データに
その36 小物は大物に感謝する
その37 本人以外は対象外!?
その38 「誰か」のためか「みんな」のためか
その39 殺すなを殺すな?
その40 施策はお任せで
その41 プレスリリースは誰のため?
その42 言葉は不思議
その43 原稿用紙から世界を見る
その44 初のレビューは星ひとつ
その45 文化庁予算で薄い本を作る
その46 本は家具や洋服に似てる
その47 電子書籍は海を越えない
その48 僕が大人になる時
その49 子どものおねだり
その50 無理ない範囲を超えて?
その51 じいじのスマホ
その52 公人は私腹を肥やす
その53 現実を埋める試み
その54 Vtuber大地に立つ
その55 印刷会社に写植発注
その56 刷るほどではない無数の企画
その57 ポテチがライバル
その58 ゆっくりと時が流れる場所
その59 決戦のテト(旧正月)フェア
その60 マンガは時を操作する
その61 公共性を最大化する魔法
その62 ニッチな場所でナンバー1
その63 中身がなくてもいいんですか?
その64 新型ウイルスと電子書籍
その65 プレイリストを実装する
その66 文化庁の表と裏で
その67 僕は見習いデザイナー
その68 初めての自社広告
その69 初めての電子売り上げ
その70 生活が変わらない
おわりに 自称・資産家
「オルタナマンガ家の生活」史 飯田一史

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※記事初出時、目次タイトルの一部に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

読者の反応

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双子のライオン堂(クラウドファンディング挑戦中!) @lionbookstore

ナタリーさんにも記事がでましたー。

#電子と暮らし

西島大介「電子と暮らし」自分で電子書籍を作って売る、その手探りの日々の記録 https://t.co/UvvJCSCs9d

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