燈矢と焦凍のぶつかり合い、爆豪の吐露……10シーンを生アフレコ
キャラクターとキャストの紹介映像とともに、鮮やかなライティングで登壇したキャスト陣。三宅が登場した時の「私がきた!」というセリフで、会場は大盛りあがりする。ヒーローとヴィランが同じステージに立つことになった今回のイベント。山下は「絶対にヴィランには負けません!」と意気込み、対する内山は「ヴィラン総会もあったので、こちらの結束も充分」と自信を見せた。そして第7期の生アフレコと振り返りトークを行うコーナー「紡げ!それぞれの想い!」がスタートする。
生アフレコが行われたのは、第141話「敵<ヴィラン>」、第143話「Let you down」、第145話「INFLATION」、第146話「二つの赫灼」、第148話「焼身照命!! 手負いのヒーロー」、第149話「Light Fades To Rain」、第155話「hopes」第157話「I AM HERE」、第158話「少女のエゴ」、第159話「"個性"無き戦い」の10シーン。燈矢と焦凍がぶつかり合う第146話「二つの赫灼」では、下野と梶がともに熱演し、燃えつきた状態で降壇する。「心をさらけ出し合って対話をするのが現れているシーン」だと表現した梶は、「燈矢の本当の気持ちが痛いほど伝わってくる」と語る。下野は「改めてこのシーンは兄弟喧嘩だなって」と述べ、「焦凍がいてくれたから燈矢も救われている」と、この戦いが轟家にとって大事なものであったと振り返った。
第148話「焼身照命!! 手負いのヒーロー」と第149話「Light Fades To Rain」を通して生アフレコしたのは、岡本と三宅。2人の演技も相まって涙を浮かべる観客も見られ、演技後には自然と拍手が起きていた。岡本は、爆豪がオールマイトのサインが欲しかったんだとこぼすシーンは収録でも涙が止まらなかったと明かし、「デクに対して『俺まだお前に追いつけるかな』って言いたくなかったんですよね」と、これまでのデクとの関わり合いを振り返りながら、その思いにいたるまでを語った。
アフレコ後には涙も、トガとお茶子のシーンで感じたことは
第158話「少女のエゴ」の生アフレコでは、軽快な足取りの福圓に対して、重い足取りの佐倉。非常に思いがこもっているシーンだけに、演技後には佐倉は涙を浮かべながら「話せる言葉が準備できないくらい、お茶子が感情のまま動いている」シーンだと表現した。「トガちゃんにとって一番幸せなラストだった」と述べたのは福圓。アフレコでは何度もテイクを重ねたと話し、当時の様子を振り返る。下野も現場で2人のやり取りを見て、絵も音楽もないリハーサルの段階でもらい泣きしたことを告白。そしてヴィランサイドの福圓、下野がこれらのシーンを経て「スッキリした」と感想を語りあっていると、内山が「まだ戦いは終わってないんだよ!」と檄を飛ばし、少ししんみりとしていた会場には笑いが戻った。
第7期最終話となる第159話「"個性"無き戦い」。生アフレコには山下と三宅が臨み、演技後には山下が「オールマイトの三宅さん、大好き!」とストレートに思いを伝える。三宅も「本当に一番の涙ポイントなんですよね」と目をうるませながらこのシーンを振り返り、“緑谷少年”とのある種の共闘に対する思いを吐露した。
ヒーローVSヴィラン! 内山昂輝の絵心にも注目
ヒーロー陣とヴィラン陣がゲームで対決する「閃け!ヒントワード!」コーナーも展開。これは各チームに出されるお題に対して、チームメンバーが1文字の漢字を使ってヒントを出し、代表者がそのヒントをもとにお題を当てるというゲームだ。三宅は人数の関係で、ダークマイトとしてヴィランチームに参加した。
第1回戦、ヒーロー側の代表者は梶が担当。「エンデヴァー」というお題に対して、佐倉、岡本、山下は相談のうえ、「父」「父」「父」と3人で同じ回答を出す作戦に出る。まさかの回答に梶は混乱を見せるが、見事正解し、ヒーローチームにポイントが与えられた。続くヴィランチームの代表者は下野。「トゥワイス」というお題に対して、内山、福圓、三宅は「増」「増」「増」とヒーローチームと同じ手法で挑む。ヒーローチームからのブーイングがありつつも、下野は見事正解する。
2回戦はイラストを描いてヒントを与える絵心対決に。ヒーローチームでは、独特な感性をのぞかせる山下の絵にツッコみが入りつつも、回答者である岡本は見事正解し、一歩リード。ヴィランチームでは内山の趣のある絵が話題となり、回答者となった三宅は悩みながらも爆笑していた。結果ヴィランチームも見事正解し、両チームが同ポイントに。山下と内山のじゃんけん勝負となり、内山が勝ったことにより、ヴィランチームが勝利を収めた。
ボケまくる大塚明夫と、ツッコみまくる神谷浩史のビデオレター
そのほかイベントでは、オール・フォー・ワン役の
イベントの最後には、キャスト陣が来場者に感謝のメッセージを送る。山下は「キャスト、スタッフ一同、全力でプルスウルトラして作っております」と「FINAL SEASON」が鋭意制作中であることを伝え、「さらに向こうへ、プルスウルトラ!」の掛け声で締めくくった。
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