アニメ「
2016年放送のTVシリーズ、2017年発売のOVAを経て公開された本作。舞台挨拶には岬明乃役の
2019年の夏、2日間にわたって行われたという本作のアフレコ。本編を4つほどのパートに分け、パートごとに入れ替わりながら収録したというほどキャストが多かった収録現場を、劇場版からの新キャラクターを演じる大空は「アフレコブース内に人がぎゅっと入って、入りきれない人はブースの外に出て。それでも外の椅子も足りなかったくらい。そんな大所帯の仲間に入っていくということで身が引き締まった」と振り返る。そんな中でも休憩時間にスクワットでトレーニングしていたことをポロリとこぼすと、ほかのキャストからは「ワイルド!」「そんな時間あった?」と驚きの声が飛んだ。
上映前の舞台挨拶ということで内容については必要最小限の言及に留まる中、Lynnは「非常に悩ましい、難しいアフレコだった」「楽しいシーンがいっぱいあるけど、(ましろが)胸の中で抱えているものは大きくって」とシリアスに述懐する。その一方、箸休め的な扱いとして立石志摩と西崎芽依のキャスト2人に話が向けられると、古木は「私達は私達で主役のつもりでやってるから!」と納得がいかない様子。すると種崎は「主役と思ってはやってないかな……」とボヤいて名コンビぶりを見せ、笑いを誘う。
気になるキャラクターの話題で、夏川は知名もえかの名前を挙げながら「新キャラクターもたくさん登場するけど、既存キャラクターのTVシリーズでは描かれたなかった部分も描かれるから」と説明する。また大空は「一番の推しは美甘ちゃん。『かわいいな』って初めて会ったときから好きで、劇場版でもっと好きになりました」と語って、隣に立つ美甘役の麻倉を照れさせる。そこですかさず夏川が「初めて会ったときって本人(麻倉)のことですか? それだと話が変わってきますよ、ライバルがいっぱいいますから!」と鋭く突っ込んで、同じTrySailとして活動する麻倉への愛を感じさせる。
最後の挨拶で、夏川は「すべてのキャラが輝いているので、皆さんの推しのキャラクターの活躍ぶりを楽しんでほしい」「一度ならず、二度三度と何度も楽しめる作品」と改めて本作をアピール。その後は会場のファンと「よーそろー!」とコールアンドレスポンスをして、ほかのキャストたちとともに退場していった。
なおコミックナタリーでは「劇場版 ハイスクール・フリート」の公開を記念し、同作の原案を担当する鈴木貴昭にインタビューを実施。鈴木は「ガールズ&パンツァー」でも考証・スーパーバイザーを担当するなど、多くの萌えミリタリー作品で活躍する人物。記事では「ハイスクール・フリート」と「ガールズ&パンツァー」の2作品に焦点を当て、両作の魅力を掘り下げている。関連する特集・インタビュー
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たいぷかのん/スーたん @typekanon
【イベントレポート】「劇場版はいふり」舞台挨拶でピンチ!志摩と芽依は主役?脇役?意見割れる https://t.co/CYbSnSSniD