大人びた子役と子供じみたマネージャー、厳しい芸能界の仕事を描く「ヒナ」1巻

鈴音ことら「ヒナ 値付けされた子役たち」1巻が、電子書籍にて発売された。

「ヒナ 値付けされた子役たち」は芸能界に夢を見ている新人マネージャー・烏丸が、天才子役と呼ばれる7歳の少女・ヒナと出会ったことから始まる物語。ヒナは普段は無邪気な子供のように振る舞っているが、まだ芸能界に慣れていない烏丸の前では「求められるのは常に大人から見た理想の子ども」「なれますか？そんな子が『普通になんて』」と、達観した本性を晒す。烏丸は、子供が無理をしてでも大人らしくならなければ生き残れない芸能界の厳しさに戦慄しながらも、ヒナの力になりたいと考える。

なおコミックナタリーでは、同作が連載されているサイコミの葛西歩編集長、サイコミにアドバイザーとして参加している元裏サンデー・マンガワン編集長の石橋和章氏が対談を行う特集記事を掲載中。新レーベル「サイコミ×裏サンデー」創設の経緯と、少年マンガへの熱い思いを聞いている。