叙情派マンガ家あすなひろし、初の大規模原画展開催

あすなひろしが来年生誕70周年を迎えることを記念し、初の原画展が6月30日より神保町・YASUDA ART LINK ギャラリー“TOKYO”にて開催される。

原画展は「少女漫画群」「少年漫画群」「青年漫画群」「名作漫画群」の4つのカテゴリーに分けて公開。全部で200点もの原画を一挙に展示する。また記念Tシャツや原画等倍ポストカードなどのグッズも販売される予定。

あすなは1959年に「まぼろしの騎士」でデビュー。流麗な描線や、叙情的で時にコミカルな作風は多くのマンガ家たちに影響を与えたが、2001年に惜しくも逝去した。

また7月4日15時からはトークイベントも開催。あすなの再評価にあたって大きな役割を果たしているみなもと太郎と、あすなの代表作「青い空を、白い雲がかけてった」シリーズに登場する夏子先生のモデルとなった彼の実姉・今中鏡子が、あすなの隠れたエピソードを語る予定だ。

あすなひろし原画展

期間：2010年6月30日（水）～7月14日（水）
開廊時間：11:00～19:00
会場：YASUDA ART LINK ギャラリー“TOKYO”
住所：東京都千代田区神田錦町3-20 錦町安田ビル1F/B1
料金：700円　学生500円