TVアニメ「かくりよの宿飯」のイベント「天神屋秋祭り」が、去る10月14日、東京・日本教育会館 一ツ橋ホールで開催された。コミックナタリーでは、昼夜2公演のうち、夜の部の模様をレポートする。
あやかしが棲む隠世の老舗宿・天神屋で働くことになった女子大生の津場木葵の物語「かくりよの宿飯」。天神屋の軒先を想起させるセットで行われたイベントに、葵役の
トークパートでは、出演者が選んだ本作の印象的なシーンを振り返った。寺島が牢屋から逃げ出そうとする葵の場面を挙げると、彼女の破天荒さについての話題へ。東山は収録が進むうちに葵の人柄を違和感なく受け入れていたものの、2クール目から参加した折尾屋のキャスト陣が現場で話題にしたことで改めて彼女が変わっていることに気付いたと回顧する。土岐は料理番組で一緒になった料理家の本田よう一から「葵の料理を見ていると、ほとんど寝ていないくらい仕込みをしているんじゃないか」という指摘を受けたことを明かしていた。
秋の味覚を賭けてのゲームコーナーでは、出演者がコンビニ商品のカロリーに関するクイズに挑戦する。その結果、同率でトップとなったのは田丸と寺島。そこにMCの土岐が加わり、賞品である秋の料亭飯詰め合わせを巡ってじゃんけんするはずが、なぜか全員が参加してしまう。そして残ったのは東山、日野、田丸。役柄的に因縁の深い3人によるじゃんけんの末、東山が賞品をゲットした。
朗読劇「消えたノブナガを捜せ!」は、天神屋で失踪した犬のノブナガを全員で捜索するという内容だった。ここではアニメで「???」とクレジットされていたノブナガを小西が好演。それもそのはず、アニメで小西はノブナガを演じており、朗読劇の終盤ではノブナガの低い唸り声と、大旦那の清涼感のある声を見事に演じ分け、観客の大きな拍手が送られる。
ナノ、中島、沼倉、そして東山が主題歌を立て続けに披露したライブコーナーを終えると、出演者全員がステージに揃って最後の挨拶へ。ここでは原作を大好きだという土岐や、心の底から大好きな作品だと語る東山を始め、多くのメンバーが続編の制作を希望する。そんな中、小西は自分がノブナガ役だったことをようやく明かせたことに安堵しつつ、ノブナガが主役のスピンオフ作品を熱望するコメントでファンを笑わせていた。
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たいぷかのん/スーたん @typekanon
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