2人が演じるのは、
「健康で文化的な最低限度の生活」は、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載中の生活保護を題材とした作品。ドラマは7月17日よりカンテレ・フジテレビ系にて、火曜21時に放送される。
川栄李奈(栗橋千奈役)コメント
自身が演じる役柄について
役柄の栗橋は、知識だけを詰め込んで発言するタイプで…、逆にえみる(吉岡里帆)みたいな、純粋で素直に物事に向き合えるタイプが羨ましいなって、実は思っている人なんじゃないかなと思います。そういう子って、実際たくさんいると思うので。自分の中で、想像している女性像が、みなさんに上手く伝わるように表現できればいいなって思います。
視聴者へメッセージ
このドラマを通して、自分自身も成長出来たらなと思います。悩んでいる方や、まだ仕事に就いていない方でも、人とのつながりとか、温かさとか、えみるの素直さだとかにすごく共感できると思うので、いろんな方に見ていただきたいですね。
山田裕貴(七條竜一役)コメント
ケースワーカー・公務員役を演じることについて
原作を読んで、「生きてくのって大変だな」って思いました。生きてるだけでお金ってかかるじゃないですか。病気で働けないとか、家族間でトラウマがあるとか…大変な思いを抱えている人って実際たくさんいるんだろうなと思って。そういう方々と接していく仕事って、ただの義務とか業務とかではなくて、心の拠り所にならないとダメなんだろうなってすごく思います。自分の役柄は、受給者に対して厳しく向き合う部分もあるんですけど、最終的には、生活保護を受けられている方の身になって、気持ちを考えられるケースワーカーになりたいと個人的には思います。
以前、生活保護を受けている方からお金を取り立てるような役を演じたことがあるんです。その時の経験もあって、色んなことがわかるというか…、考えるようになりましたね。
簡単なことではないと思いますが、このドラマを見て、大変な人たちがそれでも前を向いてがんばっているんだなということが伝えわればいいなと思います。
視聴者へメッセージ
このドラマは、お金、命、親子関係、色んな悩みを抱える人が出てきます。それを支えるこの職業の方だけじゃなくて、誰しもみんながもっと周りの人のことを考えられて、もっと人に興味を持つことができれば、変わることってたくさんあると思います。今の時代、人とのつながりが希薄になってきてしまっている気がします。だからこそ、大事なことだと伝わればいいなと。
またドラマを見た方が、もっと人に踏み込んでみようと、そういうきっかけや原動力になればいいなと思います。