「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」に登場するガイア、オルテガ、マッシュのチーム“黒い三連星”にちなみ、お笑い界の“黒い三連星”として呼び込まれたダチョウ倶楽部。「ヤー!」とおなじみの掛け声を決めた後は、「ガンダム」の思い出話に。寺門は「ガンプラを熱くやりましたよ!」、肥後は「後輩の土田(晃之)がすごく詳しい」とそれぞれ語る。司会の飛石連休・藤井ペイジが次の話題に移ろうとすると、上島は「俺は?俺に聞いてないだろ?」とキレ気味。藤井が「(ほかの2人の話題に)入ってきたからいいかなって……」とつぶやくと、上島は藤井ににじり寄って「チュっ」とキス。そして「ガンダムと言えば、お台場です」と実物大ガンダム立像に言及したが、すでに撤去されていることをつっこまれると驚いていた。
「激突 ルウム会戦」では、世界の人口の半数を死に至らしめたブリティッシュ作戦(コロニー落とし)、そして復讐に駆られたジオン軍のエースであるシャア・アズナブルが参加するルウム会戦が描かれる。芸能界という戦場で生き残ってきた秘訣を問われたダチョウ倶楽部は、「飛び抜けて売れないこと」と断言。「デビューから今までずっと」「現状維持!」と3人で声を揃えた。また「大物に気に入られ、すっと懐に入る」という技も披露。上島は自分たちのことを「天下一の子分肌!」と評し、「(片岡)鶴太郎さん、(ビート)たけしさん、志村(けん)師匠……」と“親分”たちの名前を挙げる。さらに「今狙っているのは有吉(弘行)」と後輩に照準を合わせていることを明かした。
次に「ジオン軍入隊テスト」と称し、3人に「ガンダム」にまつわるクイズが出題される。司会の藤井がシャア・アズナブルの描かれたボードを出しながら「この有名なキャラクターは誰?」と質問すると、上島が「このヘルメット被ってる人ね。俺に言わしてくれる?悪いけど、ビシッと決めたい」と自信満々な様子。期待が集まるなか、上島は「機動戦士シャア・クルリンパ」と答え、会場は微妙な雰囲気に。場を温め直すために再び藤井にキスをし、「シャア・クルリンパがヘルメットをクルリンパするシーンがあったような気がするんだけど……」とつぶやく。業を煮やした藤井から「“シャア”の次は、“ア”です」とヒントが。すかさず上島は「シャア・アブノーマル!」と答えたが、不正解になった。
2問目はアムロ・レイがブライトに殴られたシーンのパネルとともに、「アムロがこの後に言ったセリフは?」。寺門が「殴られるなんて聞いてないよー」とおなじみのネタに引っ掛けて答えるも間違い。先ほどの不正解を挽回すべく「殴る前に流れがあるんだよ」とフォローに入った上島は、当時19歳のブライトを指して「お父さんでしょ、これ」と失言してしまう一幕も。またこの頃から、会場には出汁の匂いが漂ってくる。
藤井は最後の問題について、「スペースコロニーをジオン軍が地球に向かって落下させるコロニー落としに関する問題を用意しました」と紹介。そして鍋に入ったおでんがステージに運ばれてくる。藤井が「コロニーの形って、何かに似ていません?」と振ると、肥後と寺門は「ちくわ!」と声を合わせ、上島のほうをチラリ。上島が「俺はやんないよ」と拒否し、肥後と寺門が「じゃあ俺が」「俺が」と名乗りを上げてからの「どうぞどうぞ」という鉄板ギャグも決まり、上島の顔にコロニーならぬちくわが落とされた。
最後の挨拶で寺門は「最近の映画で一番リアルな、大人が観ても『えっ』って思うようなショッキングなシーンがあったり、戦争は辛いんだってことも感じられる映画になっている。久々に大人の映画を観たような気がして、考えさせられました」と本作の感想を述べた。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」は、明日9月2日より4週間限定で全国35館にて上映される。主題歌は演歌歌手・島津亜矢の「I CAN’T DO ANYTHING-宇宙(そら)よ―」に決定。安彦が島津の歌声に聞き惚れてオファーをしたとのこと。アニメの主題歌を務めるのは今回が初めてで、この楽曲がポップスであることから、「AYA」名義で表記される。9月7日に東京・新宿ピカデリーにて18時に上映される回では、安彦と島津が登壇する舞台挨拶が行われる。当日は主題歌を歌唱する予定だ。
なお「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズの第6話にあたる「誕生 赤い彗星」の公開日が明らかに。2018年5月5日から4週間限定で、全国35館にて劇場上映。また「EXCEED MODEL ZAKU HEAD シャア専用ザクII(メタリックVer.)」付きの劇場前売り券第1弾は9月2日に発売される。
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