原作「ギャグマンガ日和」は、名探偵のうさぎの少女、売れない新人アイドルなど増田が生み出したバラエティ豊かなキャラクターや、歴史上の偉人、おとぎ話の登場人物らのシュールなやりとりを1話完結形式で描いたオムニバス。「デラックス風味」のサブタイトルが冠された本舞台では、昨年9月に上演された「舞台 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」が、新たなステージセットとキャストで再演される。
主人公の普通田ふつお役は
同じく本日、ゲネプロ前に囲み取材が行われ、鎌苅健太、西山丈也、長江崚行、根岸愛、増井みおの5名が登場した。以前からコメディに挑戦したかったという根岸は「誰もが知っている作品で、初演の評判も聞いていたのでプレッシャーはあったんですが、とても楽しみにしていました。稽古場では、皆が(芝居に)常に違うアクセントを付けていたので、(本番でも)どの回を観てもそれぞれに違う楽しみが見つかると思います。2回以上観てくれたらうれしいです」とコメントすれば、増井も「場面展開がすごく細かいので、覚えるのが大変でした」と語りながら「『こんなに笑うことない』と思うくらい面白いです。3回以上観てください」と続ける。
西山は舞台でタッグを組む長江に対し、「長江くんはまだ17歳なので、お酒を飲みながらコミュニケーションが取れなくて(笑)」とぼやくと、すかさず鎌苅から「キャスティング批判?」とツッコミが。これに対し西山があわてて「その分ファミレスで携帯ゲームをやって親睦を深めました」と返し、長江も「僕は再演からの参加ですが、初演で演じられた方や、原作のイメージもあると思うんです。それを僕と西山さんでどう見せるかというところを悩みながら作り上げました」と語った。
最後に鎌苅は「デラックス風味」の見どころについて「インパクトのあるキャラクターが追加されて、飛び道具が増えました」と一言。また稽古現場を「戦いだった」と表現し、「(稽古中は)ハジケている奴と苦しんでる奴がいて、それがどんどん絡まっていく感じでした。本番ではその絡まりがさらに複雑になって、馬鹿なことを大人が真剣にやってるという面白さが出ると思います」とアピールした。
「舞台 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 デラックス風味」は本日から4月10日まで上演。それぞれ当日券も販売されるので、気になる人はチェックしてみては。
※記事初出時、一部コメントの発言者に誤りがありました。訂正してお詫びします。
「舞台 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 デラックス風味」
期間:2016年4月6日(水)~4月10日(日)
劇場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
出演:
ゲスト:
脚本・演出:
チケット料金:プレミアム席8500円※前方席&非売品グッズ付、一般6800円
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舞台「ギャグマンガ日和」芭蕉や曽良も登場のデラックス風味は、飛び道具満載 - コミックナタリー https://t.co/NeYYyILhIw