金田一蓮十郎の男性キャラが実写に！鈴木拡樹、太田基裕、松田凌が扮装

金田一蓮十郎の作品に登場する男性キャラクター3名を、2.5次元舞台で活躍する若手俳優が演じる実写版ポスターが制作された。「ライアー×ライアー」の高槻透を鈴木拡樹が、「ラララ」の桐島士朗を太田基裕が、「ゆうべはお楽しみでしたね」のさつきたくみを松田凌が担当している。

本日1月23日に発売された月刊デザート3月号（講談社）には金田一が描き下ろしたイラストのピンナップと、そのイラストを再現した実写版ポスターが付属。また鈴木、太田、松田が撮影の裏話を語るインタビューも掲載された。なおポスターは、2月より全国の書店にて掲出される。撮影は「ゆうべはお楽しみでしたね」のさつきが書店員という設定から、とある本屋で行われた。

撮影を終えて、コミックナタリーの取材に3人が応じた。キャラクターを演じてみて太田は「マンガを読ませていただいて、髪型が全然違うから大丈夫かな？と不安から入りました。マンガでは金髪だし（笑）。でもネギを持たせてもらったり、小道具でうまく主夫感を出せたのではないかと思います」とコメント。また「ネギの持ち方にこだわりました！ 両手で持ったり、角度をつけてみたり」と小道具について語る。「これで何を夕飯に作るのか、見てほしいですね。ちゃんとご飯作らないと（作中の奥さんに）叱られちゃうので」と冗談めかして話すと、松田が「自分の嫁感出すなあ（笑）」と突っ込む場面も。

また鈴木は「（透は）ぶっきらぼうとは違うけど、感情が表に出るタイプではないので、これを写真で伝えるのはすごく難しいなと思いました」と話しつつも、「書店で透がどんな本を探しに来ているのか、推測しながら動作しました」と撮影中にどんなことを考えていたのかを述べる。また「透はどんな本を読みそうか」という質問に対し、「ファッション誌……いや、インテリアとか、おしゃれな感じかな？」と鈴木の透に対するイメージを明かした。

「ゆうべはお楽しみでしたね」のヒロイン・ゴローさんに「本当に惚れてます」と断言する松田は、金田一作品に登場する女子キャラの魅力を語る。「どれも男子が好きな要素がありますよね。でも女性が好きな要素もあっていいですよね」とベタ褒め。ゴローさんについては「一見、主人公が苦手とするギャル系で、何事も充実してる人みたいに見えるけど、男を引っ張っていく子だし、男心をくすぐるポイントが多すぎて困ってしまいます。好きです！（笑）」と告白した。

「ライアー×ライアー」8巻、「ラララ」4巻、「ゆうべはお楽しみでしたね」2巻は、すべて2月12日に発売。電子版「【フルカラー版】ゆうべはお楽しみでしたね」1巻も同日に配信スタートする。同時リリースを記念し、2月28日にはアニメイト三宮にて金田一のサイン会が行われる。整理券は発売日よりアニメイト三宮にて3タイトル中2冊を同時購入した人に先着順で配布。電話での予約は受け付けない。

アニメイト、とらのあな、WonderGOO、こみらの！提携店では購入特典も。また全国のフェア参加書店では、実写版と連動した金田一の描き下ろしイラスト使用の特製しおりをプレゼントする。対象商品と配布物は下記リストにて確認を。

なお3作に登場する女性キャラクターの実写化も実現。2015年3月に制作されたコラボグラビアと同じく、「ラララ」の石村亜衣は吉川友、「ゆうべはお楽しみでしたね」のおかもとみやこは田中れいな（LoVendoЯ）が担当。新たに「ライアー×ライアー」の高槻湊を鈴木愛理（℃-ute）が演じた。こちらの詳細は2月5日発売のヤングガンガンNo.04（スクウェア・エニックス）に掲載されるので、ファンはお楽しみに。