「海街diary」綾瀬はるから艶やか4姉妹、鎌倉で梅ジュースの鏡開き

吉田秋生原作の映画「海街diary」の大ヒット祈願イベントが本日6月9日、鎌倉・長谷寺にて行われた。

長女・幸役の綾瀬はるか、次女・佳乃役の長澤まさみ、三女・千佳役の夏帆、四女・すず役の広瀬すずは、海を見渡せる高台に艶やかな浴衣姿で登場。それぞれ劇中で着用していた浴衣だといい、夏帆は「衣装さん手作りの帯がすごいかわいいんですよ。千佳のキャラクターにぴったり」と、民族調の個性的な帯をアピールした。また広瀬は「この浴衣は花火をするシーンで着たんですけど、自由に動いたり話したりしながら撮影したので、とても楽しかったです」と振り返る。

1年間かけて映画を撮影した地、鎌倉でのイベントに綾瀬は「クランクインしたのも紫陽花の季節でした。また鎌倉で紫陽花を見れてうれしく思います」と笑顔。長澤は鎌倉の魅力について「昔懐かしさもありつつ、古くさくもなく、都会っぽさもあったり。年齢問わず親しめる街ですよね」と語っていた。

5月に開催の第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されていた映画「海街diary」。綾瀬は初めてのカンヌの感想を「映画に対する熱い思いを持っている人がたくさんいて。一緒に映画を拝見させていただいたんですが、拍手とか暖かく作品を観終えてくださり、とても刺激的でした」と語る。昨年もカンヌを訪れた長澤は「厳しい世界でもあると思うんですけど、がんばる人を応援してくれる場所だな、と。またいつか行けるようにがんばろうと思いました」と意欲を見せた。

夏帆はスタンディングオベーションを受けたことについて「現地では夢見心地でした。帰ってきて、改めて貴重な経験をさせてもらったんだなと」噛み締める。そして広瀬は「レッドカーペットをお姉ちゃんたちと歩けて幸せでした」と微笑んだ。

4人は映画のヒットを願い、劇中に登場する梅酒にちなんで特製梅ジュースで鏡開き。寺を訪れた観光客に笑顔で振る舞っていた。映画「海街diary」は、6月13日に全国ロードショー。