映画「娚の一生」完成会見、豊川悦司「榮倉奈々にドップリとひたった」

西炯子原作による実写映画「娚の一生」の完成報告会見が本日12月16日に都内某所で行われ、堂薗つぐみ役の榮倉奈々、海江田醇役の豊川悦司、および廣木隆一監督が登壇した。

劇中のデートシーンをイメージし、榮倉は和装、豊川は全身白のスーツ姿で登場。まるで結婚会見のような会場のセッティングに、榮倉は照れながら指輪を見せるポーズを取っていた。また榮倉の艶やかな姿に豊川が「すごく素敵。撮影のときも一目惚れしてしまいそうでした」と絶賛すると、榮倉も「白スーツがこんなに似合う方は見たことないです」とお互いに褒め合う展開に。

約1カ月間に渡って三重県で行われたロケについて榮倉は「すごくいいロケーションで、豊川さんを自然に感じることができました」と振り返った。豊川は「奈々ちゃんは、一緒にいると幸福感を与えてくれる女優さん。撮影中は彼女にドップリとひたっていました」と語り、廣木監督も両人の演技について「不器用なふたりが惹かれ合う様子を、すごく繊細に演じてくれました」と太鼓判。

さらにポスターや予告編で話題となった“足キス”シーンについて榮倉は「恥ずかしかった。あそこの部分だけまだ観られていないです」と赤面する。豊川も「僕も恥ずかしかったですが、奈々ちゃんにそれを悟られないように頑張りました」と笑いながら話し、「撮影したときには、ちょっと映画の神様が手伝ってくれたようで、窓からスーッと西日が入ってきて……僕も大好きなシーンになりました」と出来に自信を見せていた。

最後にバレンタインデーに公開される本作について豊川は「ランチに軽くグラスのシャンパンでも飲んで、少し体温を上げてから午後最初の回を観ていただいたら、とても幸せな気分になれると思います」と鑑賞の仕方をアドバイス。榮倉は「綺麗な、大人な映画になりました。絶対に映画館で観てもらいたいです」とアピールし締めくくった。映画は2015年2月14日より全国ロードショー。

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