「営繕かるかや怪異譚」は、神出鬼没の不思議な営繕屋・尾端が、住居にまつわる怪異や障りを修繕し解決へと導くシリーズ作品。怪談専門誌・幽(KADOKAWA メディアファクトリー)に掲載された短編6本が収められている。
漆原友紀推薦コメント
古い日本家屋、袋小路、水路、河童の手・・・・・・心ときめくものばかりの物語で、読後すでに絵のイメージは出来上がっていました。恐ろしいものがそこここに潜んでいる、でも美しさも共存している古い 家の奥へ奥へ、おそるおそる(少しワクワク)襖を開けて入ってゆくような。読みながら得たそんな感覚を絵に出来たら、と思いました。そして、そんな家々の「障り」を、淡々と「繕う」事で治療してゆく尾端さん。素敵です。ただ、外見の描写がほぼ無かったので、描くのにはちょっと悩みました。読み手の方々のイメージの邪魔にならなければ幸いです。
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- 『営繕かるかや怪異譚』 小野不由美(おの ふゆみ)| 角川書店 | KADOKAWA
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伊勢むく(雑誌の漫画家) @mukuise
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