舞台挨拶には能年玲奈、菅田将暉、長谷川博己、太田莉菜、馬場園梓(アジアン)、篠原ともえ、片瀬那奈、速水もこみちらキャスト陣と、原作者の東村アキコ、音楽を手がけた前山田健一、川村泰祐監督が、クラゲをイメージした衣装を身にまとい登壇した。監督はブローチ、前山田はストール、片瀬と能年はドレス、太田はピアス、馬場園はネックレスがクラゲをモチーフにしたものだと説明。また東村は着物ブランド・ふりふが今回のために作ったというクラゲ柄の着物で登場した。篠原はクラゲをイメージしたヘッドピースやネックレスを説明しながら、報道陣に「撮ってください!」と猛烈にアピール。
女装男子の鯉淵蔵之介を演じ、その美しさがネットを中心に話題となった菅田将暉は「毛を剃り、エステにも通い、骨格矯正やらメディキュットやら、一生懸命やりました」と語る。菅田の女装姿について能年玲奈は、「本読みでお会いしたときからすごく痩せられて、お肌のケアもぬかりなくて。比べて私はスウェットからスウェットに着替えて、眉毛も生やしっぱなしで、女性として見習わないといけないなと思いました」とコメントすると、太田莉菜も「私も(ジャージの衣装だったので)着替えも一瞬で、しかもノーメイクで」と、菅田に申し訳なさそうに話した。
アニメを見たときに、千絵子が自分にそっくりでびっくりしたという馬場園梓は「東村先生にも太鼓判をいただきました」とご満悦。普段はお笑い界で活躍する馬場園は今作が女優業への第一歩となる。「共演者の方々がすごいので、迷惑かけてはいけないと思い、みなさんのことを失礼ながら唐揚げだと思ってやりました」と撮影のエピソードを語り、会場の笑いを誘った。
メルセデスベンツをこよなく愛する鯉淵家の運転手・花森役を演じた速水もこみちは、「クラゲを使った料理をするとしたら?」という質問に「かわいらしいクラゲを料理するだなんて」と戸惑いつつも、「辛味をつけて和えるといいんじゃないでしょうか。オリーブオイルはあまり合わないと思います」と、苦笑いを浮かべつつ返答する場面も。
そして東村は「すごい女優さんたちがあんな変な役をやるんだなと思って最初は怖かったんですけど、原作読んでる方も大丈夫だと思います。バッチリなので!」と太鼓判。初めて映画音楽を手がけたというヒャダインこと前山田健一は「アニメやゲームと違い、みなさんが演技を終えたあとに曲をつけるので、すばらしい演技にパワーをもらいつつ曲を作ることができました」と感謝を述べ、川村泰祐監督は「台本を作るのに2年、キャスティングに1年以上、スタッフィングにも1年近くかけました」とじっくり作りこんできたことを明かし自信のほどを伺わせる。最後に能年が「お祭りみたいな映画なので、お祭り気分で陽気に楽しんでいただければいいと思います。海月姫祭り、はじまりであります!」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。映画「海月姫」は12月27日に全国ロードショー。
東村アキコのほかの記事
リンク
- 映画『海月姫』公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
禅 @zen0602
コミックナタリー
http://t.co/pJrvqmYpZ1
映画「海月姫」イベントに能年玲奈ら、東村アキコもクラゲの着物で登場
写真たっぷり♪