現代マンガの祖「新寶島」、3月上旬に復刊
2009年1月28日 12:08
1947年に発行され40万部を売り上げた「新寶島」。戦後のマンガ界に多大なる影響を与え、この作品を読んでマンガ家を目指した者も数多い。そんなマンガ家のバイブルともいえる「新寶島」だが、復刊されるのは2版以降ばかりで、初版は幻の作品と呼ばれていた。
今回の復刻ではこの「新寶島」初版を完全再現。さらに特典として、手塚研究者の竹内オサム、中野晴行両氏の解説と、浦沢直樹や横尾忠則らのコメントを収録した小冊子が付く。また限定版のみ未使用原稿の複製原画、プロトタイプといえる習作「オヤヂの宝島」、1947年に発表された絵本「タカラジマ」の3点が付属される。
なお小学館クリエイティブは「完全復刻版 新寳島」の発売を記念して特設サイトをオープンしている。マンガ界の神が遺した幻の作品に出会う機会をお見逃しなく。
手塚治虫のほかの記事
関連商品
タグ
リンク
- TezukaOsamu.net(JP)
- 完全復刻版 新寶島特設サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。