スペシャルコラボも!「TOKYO IDOL FES」総勢57組熱演

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8月27日と28日の2日間、東京・お台場青海特設会場でアイドルフェスティバル「TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 Eco & Smile」が開催された。

8月28日のグランドフィナーレより。

8月28日のグランドフィナーレより。

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真野恵里菜(中央。写真は8月27日のHOT STAGEより)

真野恵里菜(中央。写真は8月27日のHOT STAGEより)

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アイドリング!!!(写真は8月28日のHOT STAGEより)

アイドリング!!!(写真は8月28日のHOT STAGEより)

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8月27日の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 Eco & Smile」をもって、アイドリング!!!に正式復帰した後藤郁(写真中央)。

8月27日の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 Eco & Smile」をもって、アイドリング!!!に正式復帰した後藤郁(写真中央)。

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8月28日のSMILE GARDEN「IDOL SUMMER JAMBOREE ENCORE」の様子。

8月28日のSMILE GARDEN「IDOL SUMMER JAMBOREE ENCORE」の様子。

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2年目を迎えた今回は2日間で57組、総勢396名ものアイドルが参加。屋内外に設置されたさまざまなステージで、各アイドルとも個性的なパフォーマンスを繰り広げた。

8月27日(土)1日目

前日都内を襲ったゲリラ豪雨の余韻か、曇天の中スタートした今年の「TOKYO IDOL FESTIVAL」。幸い雨に見舞われることはなく、無料観覧可能な屋外ステージSMAILE GARDENではYGAやDOROTHY LITTLE HAPPY、さくら学院東京女子流がオープニングライブを元気よく行った。また、屋内メインステージとなるHOT STAGEはJK21のライブからスタート。続いてAeLL.、風男塾がそれぞれカラーの異なるステージングで観客を沸かせていった。

正午を過ぎた頃から会場には大勢の観客が来場。そして、HOT STAGEで行われたぱすぽ☆のライブにて、この日最初の入場規制がかかり、彼女たちへの注目度の高さが伺えた。その後も東京女子流、YGAがぱすぽ☆の熱を引き継ぐように、パワフルなパフォーマンスでファンを魅了した。

HOT STAGEの隣に設置されたDOLL FACTORYでは、若年層アイドルを集めた「Fresh Girls LIVE」や、地方を拠点に活躍するアイドルが勢揃いした「Country IDOL LIVE」など、企画色の強いライブも開催。ほかのステージとはひと味違った、このフェスならではのライブを楽しむことができた。

フジテレビ湾岸スタジオ屋上には、SKY STAGEやFRESH FIELDといったステージを用意。ライブのほかトークイベントが実施されたほか、すぐそばのGREETING SQUAREではフェス参加アイドルによる握手会も行われた。

このほか、FANSTASTIC THEATERではトークライブや複数アイドルグループによるシャッフルユニットライブも実施。テレコムセンター駅付近に設置されたWELCOME MARQUEEでは、アイドリング!!!の菊地亜美などによるトークショーも行われ、この様子はUstreamを通じて生配信された。

HOT STAGE後半に登場したアイドリング!!!のライブには、家庭の事情により約半年間芸能活動を休止していた後藤郁が復帰。久しぶりに20人揃ったアイドリング!!!に、客席からはあたたかな拍手と歓声が送られた。後藤は半年間待っていてくれたファンに向けて感謝の言葉を送り、メンバーの朝日奈央と一緒に「いち恋」を歌唱した。

この日のみの出演となる9nineSUPER☆GiRLSや、今年も複数のステージで大活躍のバニラビーンズを挟み、いよいよHOT STAGE初日のトリである真野恵里菜のライブがスタート。ハロー!プロジェクトから唯一の参戦となる真野はバックダンサーにハロプロエッグのメンバーを引き連れ、「世界はサマー・パーティ」「My Days for You」「春の嵐」「お願いだから…」「青春のセレナーデ」などを次々に披露した。MCでは「このフェスへの出演が決まってから、東京女子流さんがずっと気になっていて。移動中によくPVを観ています」と、お気に入りのアイドルについて語る一幕も。さらに、「こういうフェスをきっかけに、いろんな人に『アイドルってすごいんだぞ!』って気付いてほしい」と力強く語ると、客席からは大歓声が沸き起こった。最後は、ヒットシングル「元気者でいこう!」で約1時間にわたるステージを文字どおり元気よく終えた。

その後、HOT STAGEでは「IDOL CLUB NIGHT」と題し、日中とは異なるセクシー路線のアイドルと、掟ポルシェや桃知みなみなどのDJを交えたステージを展開。昨年から引き続きの出演となったセクシー☆オールシスターズは胸の谷間にうもれ隊X、美脚戦隊スレンダー、爆乳甲子園など、さまざまなユニットで登場し、客席からは次々と「おっぱいコール」が巻き起こった。また、掟ポルシェはバニラビーンズとのスペシャルユニット「掟ビーンズ」として、「ジェニーはご機嫌ななめ」「ハイスクールララバイ」を披露。およそアイドルフェスとは思えない異様な盛り上がりの中、内容満載のフェス初日は日付が変わる前に終了した。

8月28日(日)2日目

初日の曇天から一転し、この日は夏らしい蒸し暑さと晴天に恵まれた。2日目もWELCOME MARQUEEやSMILE GARDENでは9:00台からライブやトークショーを実施。HOT STAGEではトップバッターとしてメインステージ初登場となるアフィリア・サーガ・イーストがパフォーマンスを行い、観客を魅了した。

同じくHOT STAGE初登場となる私立恵比寿中学は、メンバー全員が白塗りにお札を貼付けたキョンシーメイクでステージに登場。およそアイドルのステージとは思えない奇妙な雰囲気をかもし出しつつ、新曲「オーマイゴースト?~わたしが悪霊になっても~」を歌唱した。MCで「私たち、キョンシーシスターズです」と自己紹介した彼女たちは、キョンシーメイクのまま「ザ・ティッシュ~とまらない青春~」「えびぞりダイアモンド!!」を熱唱。この不思議な演出に、客席からは大声援が送られた。

DOLL FACTORYでは、アイドリング!!! 1期生の遠藤舞、外岡えりか、谷澤恵里香、フォンチー、横山ルリカによるユニット「1stアイドリング!!!」によるライブが実施。初期メンバーならではの貫禄のステージに、多くのファンが魅了された。また、夕方からは「Dream Unit LIVE」と題し、アイドリング!!!、さくら学院、THE ポッシボー、バニラビーンズ、風男塾、YGAのメンバーがシャッフルユニットでパフォーマンス。ほかのアイドルグループのメンバーがバニラビーンズや風男塾の衣装を着るなど、普段目にすることができない貴重なステージを披露した。

SMILE GARDENやSKY STAGEなどの屋外ステージは好天に恵まれたこともあり、各アイドルは青空の下で最高のパフォーマンスを実施。SMILE STAGEで行われた「IDOL SUMMER JAMBOREE」ではアイドリング!!!やTHE ポッシボーのメンバー、バニラビーンズが生バンドをバックにそれぞれの持ち歌を熱唱。生演奏ならではの迫力あるライブに、集まった観客は熱い拍手と声援で応えた。さらに、SKY STAGEではアイドリング!!! 2期生によるユニット「野武士アイドリング!!!」がライブを実施。こちらも1stアイドリング!!!に負けないパフォーマンスで、集まった観客を圧倒させた。

夕方になると、フェスもいよいよ佳境に。今年初参加のTHE ポッシボーがセクシーな衣装で安定感あるステージを魅せた後には、2日目の大トリを務めるアイドリング!!!が登場。メンバーは昨年から引き続き2年連続で最終日のトリを担当することについてファンに感謝の言葉を送った。そして、リーダーの遠藤舞が「こんなに会場に入りきらなくなるくらい集まっていただき、去年より少し成長した私たちを観ていただきました。これも皆さんの応援のおかげです、ありがとうございました!」と語り、最後に人気曲「Like a Shooting Star」で60分にわたるステージをしっとりと終えた。

このあと、HOT STAGEには本日出演のアイドルたちが集合。総勢100名を超える日本各地のアイドルたちが、2日間におよぶアイドルフェスの大成功を祝福した。

しかし、フェスはこれだけでは終わらない。グランドフィナーレを終えたあと、野外のSMILE GARDENにてアンコールライブ「IDOL SUMMER JAMBOREE ENCORE」が行われた。アイドリング!!!の橘ゆりかがアコースティックギターを掲げ歌う、THE HIGH-LOWS「日曜日よりの使者」のカバーからライブはスタート。バックバンドの演奏が始まると、ステージ後方からはアイドリング!!!の遠藤舞、外岡えりか、河村唯、朝日奈央、風男塾、バニラビーンズ、YGA、THE ポッシボーが登場し、フェス終了を惜しむかのように豪華なコラボライブが繰り広げられた。このライブではTHE BOOM「風になりたい」、氣志團「One Night Carnival」、MINMI「ハイビスカス」、湘南乃風「睡蓮花」、RCサクセション「雨あがりの夜空に」などが歌われ、野外に集まった観客も各々の方法でライブを楽しんでいた。そして、最後はガガガDXのカバーで知られる「にんげんっていいな」でライブは終了。ステージ上のメンバーは「また来年もあるのなら出演したい!」「また来年お会いしましょう!」などの言葉を残し、ステージをあとにした。

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