盟友集合！RYO-Zハピバ！RIP SLYME初主催イベント大成功

昨日7月15日、東京・新木場STUDIO COASTにてRIP SLYMEの初主催イベント「RIP SLYME presents 真夏のWOW at STUDIO COAST」が行われた。

2500人を動員した会場内には、ライブパフォーマンスやDJが行われるARENAエリア、ISLANDエリア、WATERエリアに加え、メンバーたちのアイデアでプロデュースされたフードエリアも充実。さらに、セクシーなダンサーやホスト集団もイベント内随所に登場し、1日限りの祭りを盛り上げた。

メインとなるARENAエリアでは、一番手としてILMARIがボーカルを務めるバンド・The Beatmossが登場。RIP SLYMEのヒップホップスタイルとは大きく異なるロックな雰囲気を醸しながら「FREEDOM」「BREAK DOWN」「Flippin' Out」「Laughter」といったオリジナル曲を投下していく。オーディエンスの中にはまだThe Beatmossのライブになじみのない人も多く、ILMARIは「知ったフリしてノっていこう」と煽ったり、KOSEN（G）はイベントタイトルの「真夏WOW！」を連呼したりと観客のテンションを上げ、場内にフレッシュな風を吹き込んだ。

続いて、このイベントがお披露目の場となるSUとFUMIYAのDJユニット・GANGUROがホスト集団とともに登場。テクノやハウスミュージックを主体としたアゲアゲな選曲で、新木場を歌舞伎町のような別世界へと誘う。

2番目のライブはPESのソロ。「わりといい値段で作ったんですけど」という“Pepes”と名付けた猫のフェイスマスクを付けて現れた彼は、ギターを手にポップなナンバーを演奏する。途中で盟友のWISEとTarantula（スポンテニア）を招き入れて「パーティーはどこだ！」を披露したあと、最後はソロデビュー曲「女神のKISS」で全5曲を締めくくった。

メンバーと親交の深い中田ヤスタカ（capsule）のDJには、プレイ後半でILMARIがMCとして飛び入り参加。capsule、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅなどのトラックも流れる中、先日発表されたRIP SLYME「熱帯夜」の“Yasutaka Nakata（capsule）Remix”がかかると、オーディエンスの歓声はさらに大きくなった。

RYO-Zがメンバーの一員として参加しているアスタラビスタは、JEFF兄 a.k.a Ryo-Z、adios a.k.a YUTAKA（Full Of Harmony）、GooF（SOFFet）、DJ ISO（MELLOW YELLOW）、AKALITTLE（LITTLE）、PACO a.k.a MASSATTACK（スポンテニア）からなる5MC1DJユニット。大所帯の彼らはステージを縦横無尽に駆け回りながらフロアを沸かせ、現在配信中の「カルテル」を含む5曲を畳みかけたところで、TOMOYUKI TANAKA（FPM）のDJへとバトンをつなぐ。

そして最後は、主催者・RIP SLYMEのライブ。最新シングルの表題曲「ジャングルフィーバー」では、この曲のほか「GALAXY」「Hot chocolate」などにコーラスとして参加している女性シンガー・Namiも参加し、生で美しいコーラスを響かせた。ちなみに彼女はILMARI、PES、WISEのアメリカンスクール時代の同級生でもある。またMCではRYO-Zが、この主催イベント実施によってRIP SLYMEが表現し続けてきた“ダンスミュージック”の幅広い楽しみ方を提案したかったと伝えると、場内のファン全員が納得した表情を見せ大きな拍手を送った。

なお、この日はRYO-Zの誕生日当日とあり、RIP SLYMEのライブ終了後はホストたちによる進行でRYO-Zのサプライズバースデーパーティが行われた。豪華なシャンパンタワーとケーキが用意され、威勢のいいコールで盛り上がるうちに、周りに煽られメンバー4人はRYO-Zへのメッセージをマイクで言うハメに。PES、ILMARI、FUMIYA、SUは照れながらもRYO-Zに「おめでとう」「これからもよろしく」「太ってるRYO-Zくんが好きです」「僕たちの親友がこんなに大勢の人に祝ってもらえてうれしいです」と伝え、RYO-Zもそれに対して「39歳の誕生日は一生忘れられない日になりました！ 本当にありがとうございます!!」と返してイベントは大成功に終わった。