本日12月13日に「第16回文化庁メディア芸術祭」の受賞作品が発表され、エンターテインメント部門の大賞として、
メディアアーティストの真鍋大度などが制作に関わったこのサイトでは、Perfumeの3人個別のダンスを記録したモーションキャプチャデータと、中田ヤスタカ(capsule)が制作した音源データをユーザーに無償配布するというコンテンツを設置。このデータは非営利目的であれば利用規約の範囲内で自由に使うことができ、世界中のクリエイターがそれを素材に映像作品を作り出した。
贈賞理由については「今回は世界デビュー用のオリジナル曲の楽曲データとモーションキャプチャデータを配布して、ファンとクリエイター、いやファンというクリエイターたちとともに世界に向けたPerfume像を作り上げた。彼女たちの特徴的なダンスは、以前よりネット上でそれを『踊ってみた』というかたちで人間にコピーされたり、あるいはTHEIDOLM@ASTERや初音ミクなどの仮想アイドルに踊られてきた。つまり数々の二次創作のためのソースとして流通してきていた。本プロジェクトは、コンシューマによるこうした創作のうねりを否定するのではなく『創作の現在形』として公式に、そして用意周到に後押しした。その行為自体がエンターテインメントという『創作の現在形』になりえたのだろう」と説明されている。
また同部門では、新井風愉が監督した永野亮(
リンク
- 第16回文化庁メディア芸術祭
- Perfume official global website
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音楽ナタリー @natalie_mu
Perfumeサイトが「文化庁メディア芸術祭」大賞受賞 http://t.co/PHG5OfwX