この番組は「眠る前に見るおとぎ話」「大人向けの子守唄」「ファンタジーに包まれたビターな大人の物語」がコンセプト。疲れて帰宅した女性視聴者を日常から離れたファンタジックな癒しの空間に誘う、ちょっと不思議なラブストーリーを楽しむことができる。
番組全体のクリエイティブディレクターを担当するのは、テレビ連続ドラマは初の試みとなる犬童一心。このほか映像作家の手塚眞やテレビドラマ「ブラッディ・マンデイ」の麻生学らが監督を務め、脚本を「死に花」「L change the WorLd」の小林弘利らが手がける。
またドラマのキャラクターとして、アートディレクター名久井直子がデザインした女の子・アザミも番組に登場。アザミはどんな女性の中にもある嫉妬深くてちょっと意地悪な部分を凝縮したようなアニメキャラで、番組中でシニカルな言葉を発する。
中島みゆきの楽曲をドラマのタイトルにしたことについて、犬童監督は「全編に渡って流れる女性の気持ちや情感を感じさせてくれる歌詞やメロディが欲しかったのです。そんなとき、この曲を聴いた時に感じるグッと来る切なさを思い出したのです。中島さんにしか描けない世界感がそこにはあります」とコメントしている。
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- アザミ嬢のララバイ
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音楽ナタリー @natalie_mu
中島みゆきの名曲をテーマにした犬童一心テレビドラマ開始 http://natalie.mu/music/news/29102