さくら学院、転入生オリエンで新たな画伯誕生&風船破裂で大混乱

75

914

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 277 602
  • 35 シェア

さくら学院が昨日5月20日に神奈川・はまぎんホール ヴィアマーレにて、イベント「さくら学院☆2017 ~転入生オリエンテーション~」を開催した。

「テニスをするゴリラ」を描いた八木美樹。

「テニスをするゴリラ」を描いた八木美樹。

大きなサイズで見る(全10件)

さくら学院の「転入生オリエンテーション」は転入生(新メンバー)の素性や今年度メンバーの身体能力をゲーム形式で探るイベント。今年度はメンバーを入れ替えて2回行われ、恒例の身長測定と、立位体前屈、大声選手権、“エスチャー”、ソフトボール投げの4種目が実施された。

1時限目に出席したのは生徒会長の山出愛子、顔笑れ!!委員長の岡崎百々子、新谷ゆづみ、吉田爽葉香、有友緒心、そして5月にさくら学院に転入(加入)した八木美樹。開演前には八木による初々しい影ナレが会場を和ませた。生徒たちはまず自己紹介と合わせてこのイベントへの意気込みを明かす。その中で岡崎は有友に「百々子ちゃんのスベリを救っていけたら」とふっかけられていた。「転入生オリエンテーション」では各種目の成績を元に上位獲得者にはポイントが与えられ、すべての種目が終わった段階で最下位の生徒には罰ゲームが用意されている。初めてこのイベントに参加する転入生には3ポイントがハンデとして与えられた。ハンデが決まったあとは身長測定へ。137.5cmと申告していた八木は138cmに、150cmと申告していた有友は150.5cmに成長し、父兄からの拍手を浴びる。そのほかのメンバーは自信満々で身長測定器へ乗るも、オフィシャルサイトに掲載されている自己申告の身長よりも低い数値となり、会場は笑いに包まれた。

「100万円の使い道」というお題に対し、「貯金!」と叫んだ堅実な新谷ゆづみ。

「100万円の使い道」というお題に対し、「貯金!」と叫んだ堅実な新谷ゆづみ。[拡大]

立位体前屈では新谷と有友が21.5cmという好成績を叩き出し、吉田も20.5cmと健闘。バレエ経験者だという八木はメンバーの中で一番背が低いこともあってか、17.5cmという結果だった。続く大声選手権では「100万円の使い道」というお題のもと、メンバーそれぞれがマイクを握って絶叫。山出は「ごはーん!」、岡崎は「世界一周!」、新谷は「貯金!」と叫ぶ。「白いグランドピアノ!」と叫んだ吉田は112dbという1時限目では最高記録となる数値で父兄(さくら学院ファン)を驚かせ、八木はマイクを握りしめ「旅行!」とかわいらしく大声を上げた。そんな中、有友は担任の森ハヤシに「100万円の使い道じゃなくてもいいですか?」と直談判。森ハヤシの承諾を得た彼女は大好きな吉本新喜劇のネタを1人で大声で演じるも、1時限目では最下位の73dbという結果だった。

弟に習ったピッチングフォームでボールを投げるも3列目までしか届かなかった有友緒心。

弟に習ったピッチングフォームでボールを投げるも3列目までしか届かなかった有友緒心。[拡大]

続いての種目“エスチャー”は転入生のイラストに何が描かれているのかを在校生たちが当てるという種目。「テニスをするゴリラ」「けん玉をするロボット」というお題を受けた八木は、さくら学院の“画伯”として知られる吉田に匹敵するセンスのイラストで在校生たちの頭を悩ませる。また岡崎は八木が絵を描いている間に「RIZAP」のCMなどのモノマネを披露したり、山出は集中すると口が開いてしまうという秘密を暴露するなど、会場を大いに笑わせていた。最後の種目はサイン入りのボールを投げ、そのボールが届いた距離を競うソフトボール投げ。野球少年の弟からピッチングフォームを習った有友は気合い十分の様子だったが、投げたボールは3列目までしか届かなかった。4種目のポイントを合計し、優勝は新谷、最下位は有友に決定。罰ゲームとしてどんどん膨らむバルーンを手にクイズに挑戦し、破裂する風船の爆音と爆風を受けた有友は「百々子ちゃん、今日は意外とスベらなかったけど、ビリから救えたかな」と語っていた。

テンパる岡田愛(右)をフォローする麻生真彩(左)。

テンパる岡田愛(右)をフォローする麻生真彩(左)。[拡大]

2時限目には転入生の田中美空、トーク委員長の岡田愛、教育委員長の麻生真彩、日高麻鈴、藤平華乃、森萌々穂が出席。影ナレは田中が担当した。身長測定では森萌々穂が自己申告より2cm低い148cmという事実が発覚。つい最近学校で測った身長より低かったという田中は「学校が正しい!」、自己申告より0.5cm低かった岡田も「夕方だからだよ!」と主張していた。立位体前屈では「これだけは自信がある」と岡田が体の柔らかさを見せつける。全員がブレザーを脱いで本気で種目に取り組むも、岡田の記録を破ることはできなかった。

「普通だったじゃん!」と絶叫する麻生真彩(右)とそれを見守る2時限目の出席者。

「普通だったじゃん!」と絶叫する麻生真彩(右)とそれを見守る2時限目の出席者。[拡大]

今回の大声選手権のお題は「去年の自分に一言」。藤平は「なんでやねん!」、麻生は「普通だったじゃん!」、日高は「痩せて!」、森萌々穂は「顔笑れ!」、岡田は「英語」と絶叫。最後にマイクを取った田中は「漢字を勉強しろ!」と絶叫し、この日一番の149dbという数値で父兄を驚愕させた。続く“エスチャー”では田中が「ゴルフをする犬」「電話をする赤ちゃん」をスケッチブックに描く。「自信がない」と言っていた田中だったが、特徴を捉えたイラストで見事にポイントを稼いだ。彼女がイラストを書いている間、在校生たちはトークでつなぐ。藤平はスライムのモノマネを披露し、麻生は学校で枝豆を育てているが、実は枝豆が嫌いなことを明かした。

日高麻鈴に押され、破裂する風船の爆音を間近で受ける森ハヤシ(中央)。

日高麻鈴に押され、破裂する風船の爆音を間近で受ける森ハヤシ(中央)。[拡大]

ソフトボール投げでは麻生が12列目までボールを届け、この日の最高記録を達成。すべての種目が終わり、1位になった田中は「やったあ!」と笑顔で飛び跳ねた。最下位となったのは藤平と森萌々穂。昨年の「転入生オリエンテーション」でも罰ゲームを食らっている2人は怯えた表情を浮かべ、膨らみ続ける風船を手にクイズに挑戦するも途中で風船を投げ出してステージ袖へと逃走してしまう。逃げ惑う生徒、2人に代わってクイズに答える生徒、そして風船のほうへ森ハヤシを連れて行く生徒が入り乱れ、ステージ上は大混乱。最後は森ハヤシの元で風船が破裂し、混沌とした状態で「転入生オリエンテーション」は幕引きとなった。

さくら学院は6月4日に千葉・幕張メッセ国際展示場9~10ホールで行われるアミューズ主催のライブイベント「Amuse Fes in MAKUHARI 2017 -rediscover-」に出演。さくら学院にとって過去最大のステージとなる本イベントのチケットは各プレイガイドにて販売中。

この記事の画像(全10件)

Amuse Fes in MAKUHARI 2017 -rediscover-

2017年6月4日(日)千葉県 幕張メッセ国際展示場9~10ホール
<出演者>
高橋優 / Perfume / flumpool / ポルノグラフィティ / WEAVER / 阪本奨悟 / さくら学院 / Skoop On Somebody / 藤原さくら / FLOW

※日高麻鈴の「高」ははしご高が正式表記。

全文を表示

※記事初出時、本文およびキャプションに一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

読者の反応

アニカンドットジェイピー @anicanjp

さくら学院:転入生オリエンで新たな画伯誕生&風船破裂で大混乱 - 音楽ナタリー https://t.co/ZbH6pkmQQl

コメントを読む(75件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 さくら学院 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。