MY FIRST STORY映画は「すべての答え合わせができるような作品」

MY FIRST STORYのドキュメンタリー映画「MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM ー全心ー」の完成披露上映会が本日2月6日に東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われ、上映前の舞台挨拶にメンバー4人と木村和亮監督が登壇した。

本作は彼らが昨年6月から11月にかけて実施していた47都道府県ツアー「We're Just Waiting 4 You Tour 2016」に密着したもの。Hiro（Vo） は同作について「精神的にも肉体的にもすり減っている姿が映っている。それでも武道館まで到達したのはなぜだったのか、その答え合わせができるような映画になっていると思う」と述べる。またツアーに密着されていたことについてNob（B）が「『こんなとこまで撮らないでくれ』みたいなところもあった」と明かすと木村監督がすかさず「すみませんでした！（笑）」と謝罪して場内の笑いを誘う。しかしNobは「ライブで悔しくて泣いてるときもカメラが回っていて、ドキュメンタリー映画を撮ってる実感がした」と振り返った。また「47都道府県ツアーで大笑いしたことは？」との質問にはHiroが「ないです！ 酷なツアーでしたね」と冗談を言うも、Kid'z（Dr）が「Teru（G）がMCでご当地の辛いものを食べるコーナーが面白かった」と回答。Teruは「俺はつらかったけどな」と返すなど、彼らは和やかに舞台挨拶を進行した。

木村監督は「映画撮り始めた6月とファイナルで4人の表情が全然違くて。47都道府県を経て鍛え上げてきた、積み重ねてきたものがあるんだと思う。特にKid'zに注目ですね。本当に顔が違うんだよ」と4人の変化について語る。またNobは「ライブ中、ほかのメンバーの顔をまじまじと見たことがなかったので、（映画で）みんなの表情を観たときに『こういう顔でやってたんだ』と思った。いろんな表情が見れるので楽しみにしてほしい」と見どころを口にした。最後にHiroがファンへ向けて「武道館が一つの区切り。これからはいろんなしがらみとかを気にせずに年を取っていこうと思う。もっと自由に楽しく活動していくので、もしよかったら僕たちと一緒に歩いていってください」と集まったファンへメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

「MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM ー全心ー」は2月17日から3月2日まで全国にてロードショー。