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ほっちゃんin武道館!華やかな舞踏会で“17歳”のバースデー

9月19日・20日の2日間、日本武道館にて堀江由衣のワンマンライブ「堀江由衣をめぐる冒険2 ~武道館で舞踏会~」が開催された。

ほっちゃんにとって初の武道館公演、しかも9月20日は彼女の誕生日とあって、ファンにとってもほっちゃん自身にとっても特別なライブとなったこの2日間。両日とも天候に恵まれ、武道館周辺には午前中のうちから多くのファンが集結した。

今回のステージは、ロールプレイングゲームのようなストーリーとライブパフォーマンスが同時進行する凝った内容。2日目のライブは、架空の国を支配する“ユイ20世”が歌う「Get up and Go」で幕を開けた。ちなみにストーリー設定は2日間で若干異なっており、両日参加した人だけがわかるちょっとした仕掛けも。この意図はライブの最後に明かされることになる。

ほっちゃんは、ひょんなことから“伝説の勇者”と勘違いされる主人公と“ユイ20世”の1人2役。約30名のダンサーが行き交う賑やかなステージ上で、黒装束やメイド姿、純白のドレスなどさまざまな衣装に着替えながらストーリーを展開させた。楽曲は最新アルバム「HONEY JET!!」収録曲を中心に幅広くセレクトされ、ときには激しく、ときには優しく、物語の世界観とリンクする。会場販売グッズにもフィーチャーされているキャラクター、熊谷出身のクマ・クマスターとの掛け合いには何度も大きな笑いが起こった。

クライマックスの戦闘シーンではステージを飛び出し、会場通用口や駐車場といった普段はお目にかかれない場所を駆け回るほっちゃんの姿がスクリーンに映し出される。さらに宙吊りワイヤーアクションや、客席にまで熱が伝わる豪快な火柱など、広い武道館ならではの派手な演出には大きな歓声が上がった。そして最新シングル「YAHHO!!」ではキャノン砲からキラキラの紙テープが発射。会場のファンは一糸乱れぬ動きで青と緑の巨大なサイリウム“のべぼう”を振り回し、声を揃えてコールした。

全19曲におよんだミュージカル仕立ての物語は、最新アルバムからの「Blue Rainy Days」で大団円。ユイ20世を倒し、国民たちから「ぜひ新女王に」とお願いされたほっちゃんだったが、彼女は戴冠を断り、新たな世界を探して歩き出した。これは初日の公演とは異なる部分で、初日には“ユイ19世”を倒したほっちゃんが次の女王、“ユイ20世”の座を選んでいる。つまり2日目の女王“ユイ20世”は、勇者ほっちゃんの変わり果てた姿だった、というわけだ。

本編終了後、ほっちゃんはリラックスしたTシャツ姿で再登場。MCの途中、スクリーンには元Aice5の仲間たち、神田朱未、木村まどか、浅野真澄、たかはし智秋から誕生日を祝うビデオメッセージが届けられた。さらに、ここで観客からほっちゃんへのサプライズが実行される。あらかじめ客席に用意されていた紅白のボードを一斉に掲げると、武道館いっぱいに「YUI 17」の文字が。マスゲーム形式で届けられた“永遠の17歳”ほっちゃんへのバースデープレゼントだ。「すごーい! こんな立派な……人文字? こんなにすごいのは初めて見ました!」と大喜び。あたたかいムードに包まれる中、ほっちゃんはアンコールで「ハロー」「Love Destiny」「Happy happy * rice shower」の3曲を披露し、バースデーパーティを華やかに締めくくった。

堀江由衣ワンマンライブ「堀江由衣をめぐる冒険2 ~武道館で舞踏会~ Aday」(2日目)セットリスト

01. Get up and Go
02. try again
03. JET!!
04. Secret Garden
05. Baby, I Love You
06. バニラソルト
07. キラリ☆宝物
08. silky heart
09. 君のそばに
10. day by day
11. ショートショートケーキ
12. どんなことだって
13. スクランブル
14. 伝えられない言葉
15. ヒカリ
16. YAHHO!!
17. Lady go!
18. 笑顔の連鎖
19. Blue Rainy Days
<アンコール>
20. ハロー
21. Love Destiny
22. Happy happy * rice shower

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