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YURiCa/花たん、超満員の初ワンマンでオリジナルアルバム発売告知

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「『Flower Rail』YURiCa/花たん ShowCase Live」の様子。(写真提供:Subcul-rise Record)

「『Flower Rail』YURiCa/花たん ShowCase Live」の様子。(写真提供:Subcul-rise Record)

YURiCa/花たんが初のワンマンライブ「『Flower Rail』YURiCa/花たん ShowCase Live」を8月8日に東京・渋谷Star Loungeで開催。このライブ中に、彼女の新作オリジナルアルバム「Flower Rail」が10月21日にリリースされることが発表された。

チケットが発売から5分でソールドアウトになった今回のワンマンライブ。動画やメディアなどでは一切姿を出さずに活動している彼女をひと目観ようと多くのファンが詰めかけ、会場は超満員となった。ライブが始まると彼女はまず、ピアノ演奏をバックに「花のうた」をしっとりと歌唱。OSTER projectが制作した2曲目の「狐ノ嫁入リ」以降は、バンド編成によるロックサウンドに乗せてパワフルで艶やかな歌声を響かせた。

存在感のあるボーカルとは対照的に、彼女はMCではのんびりとしたほのぼのトークを展開。ライブ中盤、「泡沫の砦」を歌い終えた彼女は一旦ステージから退場してDJブースに移動し、OSTER projectをゲストに迎えてニコニコ生放送の配信を実施した。ニコ生ではOSTER projectと仲良さげに会話をしつつ、ライブ直前にニコニコ動画で公開されたばかりのOSTER project制作による新曲「Flower Rail」のMVを公開。さらにこの曲がタイトルトラックとなったアルバムが10月21日に発売されることを告知すると、会場は喜びの声であふれた。

彼女はその後ステージにバンドメンバーを呼び戻し、自身はDJブースに残ったまま、配信の視聴者のために1曲だけ「飴か夢」のライブを披露。花たんはカメラからフレームアウトしているため視聴者はその姿を見ることができないが、圧倒的なパフォーマンスに視聴者からも感嘆のコメントが数多く寄せられた。

ニコ生を終えて再びステージに戻った花たんは、ピアノの伴奏に合わせて「泣いてる獣」「Message」を披露。感情のこもった歌声で観客の胸を打ったあとで、彼女は「目をつぶって歌ってたら指に違和感があって、見たらハエが止まってた。焦って歌詞が飛ぶかと思った(笑)」と話し、会場を笑いで包んだ。その後2人目のゲストとしてダルビッシュPがギターを持って登場し、ニューアルバム「Flower Rail」に収録される彼が手がけた新曲「Reason for being」を初披露。観客はこの日初めて聴く曲だったにも関わらず、最後のリフレインでは多くの人々が一緒に口ずさんでいた。

そして彼女は最後に「千本桜」「flower of sorrow」をノンストップで歌い、観客は腕を挙げて大盛り上がりに。アンコールでは「この年になってこんなかわいい曲を歌うのは大変なんですけど……」と照れつつ、「私の人生が変わった曲です」と紹介して「ロミオとシンデレラ」を熱唱した。大きな歓声を浴びながら彼女は、「このメンバーでまたワンマンライブやったら、来てくれますよね?」と問いかけつつ、来場者に感謝の気持ちを告げた。

なおニューアルバム「Flower Rail」には、ライブにゲスト参加したOSTER projectやダルビッシュPのほか、40mP、まらしぃbuzzG、てにをは、きくお、かめりあ、TOKOTOKOといった、花たんが自ら指名した人気ボカロPたちが参加。さらにボーナストラックとして、今回のワンマンライブのバンドメンバーによる「千本桜」「飴か夢」のスタジオセッションライブが収められる。また初回限定盤にはDVDも同梱され、レコーディングのメイキングムービーや、このワンマンライブのレポート映像を観ることができる。

YURiCa/花たん「『Flower Rail』YURiCa/花たん ShowCase Live」2015年8月8日 東京都 渋谷Star Lounge セットリスト

01. 花のうた
02. 狐ノ嫁入リ
03. 砂上
04. ニワカアメ
05. 簪
06. 泡沫の砦
07. 飴か夢
08. 泣いてる獣
09. Message
10. Reason for being(ゲストギター:ダルビッシュP
11. 千本桜
12. flower of sorrow
<アンコール>
13. ロミオとシンデレラ

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