本日11月1日、映画「光の音色 -
舞台挨拶では松田晋二(Dr)の「企画段階ではどんな映画になるかわからなかったんですが、試写の段階で今までにない映画ができたなと思いまして、今日はやっと公開できるということで楽しみにしてきました」という言葉を皮切りに、岡峰光舟(B)が「初日の雨は縁起がいいらしいんで、ありがとうございます」と感謝を述べ、菅波栄純(G)が「本当の意味での生きる、“生”のライブ映画になったと思います。よかったらもう1回観てください」と口にする。熊切は「まるで男子校のようなノリで、男ばっかりの環境の中で作り上げた映画です」「こじんまりと始まった企画なので、こんなピカデリーのスクリーン1で上映していただけるなんてうれしい限りです」と劇場の中でももっとも大きいスクリーンで自身の映画が上映される喜びを明かした。
その後は撮影時のエピソードや、THE BACK HORNと熊切の関係などが明かされていった。松田は映画のプロデューサーから企画を持ちかけられ、映画と音楽の新しい形を模索した結果、「光の音色 -THE BACK HORN Film-」という作品が生まれたとコメント。熊切はメンバーに対する印象を語り、「曲のイメージからすごく怖い人かなと思ったんですが、話してみたらすごく人柄がいいなと思いましたね」と好青年ぶりをアピールした。また「前作が『私の男』という濃厚な男女の話だったので、同じようなタイプのは撮りたくないなと思って、THE BACK HORNで音楽映画だったのでやりたいなと素直に思いました」と監督を引き受けることにした理由や、かつてTHE BACK HORNのPV撮影のオファーがあったことを明かし「そのときはスケジュールで受けられなかったんですが、10年くらい経ってTHE BACK HORNの映画を作ることになってとても縁を感じています」と語った。また山田将司(Vo)は「自分の大切な人をもっと大切にしたいなという気持ちが湧いたし、ストーリーがずっと静かなまま時間が経っていくんですけど、時間の尊さみたいなものを感じましたね。もっと“今”から逃げないで大事に過ごしたいと思いました」といち観客としての感想を述べ、岡峰は「自分らの演奏を大画面で観ることはあんまりないんですけど、映画で観ると意外とカッコいいんじゃないかと(笑)」とコメントした。
なお司会者に「ライブと舞台挨拶とどっちが緊張しますか?」と尋ねられた松田は「ライブのMCほうが緊張します。今日は最初からスムーズにしゃべれてるかな」と回答。メンバーにも「いつもはマイクの持ち方も違うもんね」と暴露され、リラックスして舞台挨拶に臨んでいることをうかがわせた。
終盤では熊切が「連休中は天気が悪いらしいので、THE BACK HORNの音楽を聴きながらこの映画を思い出してもらえたらと思います」と改めて映画をアピールし、菅波は「この映画、すごく明るくはないけど、生きてくことと死んでいくことを見つめ直す作品だと思います」と映画の内容について言及。山田は「自分らのことを大画面で観て意外とカッコいいなと思ったし、もっといい表現をしていきたいと思ったので、皆さん、ぜひ付いてきてください」とファンに語りかけた。
リンク
- 光の音色 -the BACK HORN Film-
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ハヤシ @c_haya884
バクホン、映画に手応え「意外とカッコいい」 - 音楽ナタリー http://t.co/P6oSo8RTOV
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