安藤裕子、映画イベントで大泉洋と軽妙トーク

安藤裕子が9月30日に東京・スペースFS汐留で行われた映画「ぶどうのなみだ」の公開直前イベントに登壇した。

「ぶどうのなみだ」は、北海道・空知地方を舞台にした大泉洋主演の映画。安藤はこの作品に出演し、大泉演じるロクが営むワイナリーにやって来る旅人・エリカを演じている。

大泉のあいさつに続いてマイクを握った安藤は「不慣れな演技だったんですけど、監督に優しく指導して頂いて撮影を無事に終えることができました。雨降らしのシーンであまりに寒くて『死ぬ！』と言ったら、『死ぬなら30分後に死んで』とも言われましたけど」と笑みを浮かべながらコメント。北海道で行われた撮影については「地方に籠ってキャストの皆さんと楽しく過ごすことで、自然に撮れたかなと思います」と振り返った。

また司会者が「最近幸せすぎて涙がこぼれた瞬間は？」と映画タイトルにかけた質問を登壇者に振ると、大泉が「娘がね、スパゲッティと言えないんですよ。今日何食べる？と聞くと『スカペッティ』と答えて……」と愛娘のエピソードを披露。一方で安藤は「私はそうだな、結構根暗なところがあるから、『すっごい幸せ！』と泣くことがないんですけど、どうですか？」と困ったように語り、大泉から「どうやら君は本当にないらしいな。（質問は）事前に聞かれていたよね？この時間に考えられないとなると、本当にないんだな」とつっこまれる一幕もあった。

「ぶどうのなみだ」は10月4日に北海道で先行公開されたのち、10月11日に全国公開となる。安藤は「映像は北海道のごとく美しく、絵本のごとくかわいらしく作られているんですけど、その中でも優しく人間模様が静かに進んでいく作品になっています。大泉洋のイケメン姿と共に楽しんでください」と観客に語りかけていた。