ハナエ、主催企画で競演者と名曲カバーコラボ

「ハナエ＊フェス2014 ～夏のつめあと▽～」が8月30日に東京・WWWにて開催された。%img_284944%

このイベントではハナエのほかに空想委員会、Shiggy Jr.、進行方向別通行区分が出演した。競演アーティストたちはすべてハナエによって選定され、ブッキングも彼女自身が行っている。トップバッターはガールポップバンドの新星であるShiggy Jr.。80'sディスコと90's渋谷系の要素を踏襲したサウンドと池田智子（Vo）のキュートな歌声に、会場は急速に温まっていく。

2組目の空想委員会は疾走感のあるバンドアンサンブルを披露した。MCでは「いつもはロックバンドとだが、今日は美女と対バンするのでテンションが上がる！」と話し、時にエモーショナルな演奏で観客を魅了していく。そして3組目に登場したのが進行方向別通行区分。彼らは薄明かりのステージで、ポップでありながら激しく、カオティックなパフォーマンスで会場を盛り上げた。

本公演のトリを飾るハナエは白いレースのワンピースを着て登場し、彼女がステージに立つとファンたちの黄色い声援が会場に溢れ、たくさんの赤いサイリウムが掲げられた。

この日限りのコラボレーションとして、空想委員会の三浦隆一（Vo, G）とShiggy Jr.の池田がハナエのステージに飛び入りで参加した。ハナエは三浦とくるりの「ばらの花」、池田と岡村靖幸の「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」をツインボーカルでカバー。またハナエはアンコールで椎名林檎の「丸の内サディスティック」を歌い上げ、ラストはライブ定番曲「かのような」で観客たちと大合唱してイベントを締めくくった。