井浦新、西川美和、西加奈子、森達也ら登壇のドキュメンタリー映画祭開催

第8回 座・高円寺 ドキュメンタリーフェスティバルが2月8日から12日にかけて東京の座・高円寺にて行われる。

これは“テレビ、映画の枠を越えて、ドキュメンタリーの魅力と可能性を再発見する”ことを目的にした映画祭。特集上映部門、ゲストセレクター部門、コンペティション部門の3部門で構成され、“過去の名作の発掘”と“新しい傑作の発掘”を目指す。

「アジアからの波～Asian Wave～」をテーマにした特集上映部門では中国の山西省に暮す青年・趙の高校時代から大学時代までの5年間を捉えた「青年★趙」、2014年に韓国で起こった旅客船セウォル号の沈没事故の真相に迫る「ダイビング・ベル セウォル号の真実」、学生と市民が台湾立法院を占拠したひまわり学生運動の記録映画「太陽花（ひまわり）占拠」などがスクリーンにかけられる。

またゲストセレクター部門では井浦新、是枝裕和、中山大樹、西加奈子、西川美和、松江哲明、森達也の推薦作品として「ヤクザと憲法」「将軍様、あなたのために映画を撮ります」などを上映。上映後にはトークショーが実施され、井浦や西川らが登壇する。

3月25日に封切られる三上智恵の監督作「標的の島 風かたか」の先行上映も行われる本映画祭。スケジュールなどの詳細は公式サイトで確認を。

第8回 座・高円寺 ドキュメンタリーフェスティバル

2017年2月8日（水）～12日（日）東京都 座・高円寺
＜上映作品＞
「青年★趙」
「ダイビング・ベル セウォル号の真実」
「太陽花（ひまわり）占拠」
「ヤクザと憲法」
「将軍様、あなたのために映画を撮ります」
「標的の島 風かたか」ほか
料金：前売り券 1300円 / 当日券 1500円