第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の表彰式が本日12月28日、東京都内で開催され、主演男優賞を獲得した
マスコミと警察の対立を中心とした人間ドラマを2部作で描いた「64-ロクヨン-」での演技が評価され、佐藤は1994年の「忠臣蔵外伝 四谷怪談」以来12年ぶりに同賞を受賞した。表彰状を授与された佐藤は「当時の自分と今の自分、何が違うかなとさっきから考えていたけど……なんにも変わっていないなあ(笑)」とぽつり。「一緒に仕事をした方は、うるさくて、落ち着きがなくて、いつもテンパっている僕の姿を知っていると思います。なのでそんなにみんなを引っ張っている感じでもなかったのですが……」と謙遜の言葉を重ね、「もし次があれば、そのときは『だいぶ大人になりました』と言わせていただきたいです」とまっすぐに前を見据える。
昨年「悼む人」「きみはいい子」で同賞に輝いた
中野量太の商業映画監督デビュー作「
映画ナタリーでは、引き続き同賞表彰式の模様をレポートする。
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