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佐藤浩市と宮沢りえが日スポ映画賞への喜び語る、高良健吾&綾瀬はるかも登壇

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左から綾瀬はるか、宮沢りえ、伊東蒼。

左から綾瀬はるか、宮沢りえ、伊東蒼。

第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の表彰式が本日12月28日、東京都内で開催され、主演男優賞を獲得した佐藤浩市、主演女優賞に輝いた宮沢りえら受賞者が登壇した。

マスコミと警察の対立を中心とした人間ドラマを2部作で描いた「64-ロクヨン-」での演技が評価され、佐藤は1994年の「忠臣蔵外伝 四谷怪談」以来12年ぶりに同賞を受賞した。表彰状を授与された佐藤は「当時の自分と今の自分、何が違うかなとさっきから考えていたけど……なんにも変わっていないなあ(笑)」とぽつり。「一緒に仕事をした方は、うるさくて、落ち着きがなくて、いつもテンパっている僕の姿を知っていると思います。なのでそんなにみんなを引っ張っている感じでもなかったのですが……」と謙遜の言葉を重ね、「もし次があれば、そのときは『だいぶ大人になりました』と言わせていただきたいです」とまっすぐに前を見据える。

昨年「悼む人」「きみはいい子」で同賞に輝いた高良健吾はプレゼンターとして駆け付け、佐藤に対して「とにかく“やり続けている”という俳優。僕自身も歯を食いしばって、やり続けることを目標にしていきたいです」と真剣な表情に。「64-ロクヨン-」は作品賞と主演男優賞のダブル受賞となり、監督の瀬々敬久も登壇。「この映画は大人たちが芝居をし合うことが醍醐味。俳優部のすべてを引っ張ってくれた佐藤浩市さん、感謝しています」と呼びかけた。

中野量太の商業映画監督デビュー作「湯を沸かすほどの熱い愛」にて、余命宣告を受けた“お母ちゃん”こと双葉を演じた宮沢は役作りの苦労を振り返る。がんに侵された役を演じるにあたり、台本の「目はぎょろり、頬はこけ……」という描写に近付くことを決意したという宮沢。「メイクでもある程度のことはできますが、実際に母を同じ病で亡くしていますし、命を全うするということにリアリティを持たせたくて」と当時の心境を打ち明け、撮影を5日間休んで減量に励んだと述懐。「もうちょっと簡単に痩せられるかなと思ったら意外と難しくて、最後はボクサーみたいに水分を取らないようにしていました」と明かし、「撮影が終わったあとのビールがおいしかったです!」と声を上げる。そしてプレゼンターとして登壇した昨年の受賞者・綾瀬はるかの「いつも力強くて、女優さんとしても輝いていらっしゃって素敵です。憧れます」という言葉や、本作で共演した子役・伊東蒼からの花束贈呈に温かな笑顔を見せた。

映画ナタリーでは、引き続き同賞表彰式の模様をレポートする。

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