りりィ逝去、大島渚「夏の妹」や黒沢清「ニンゲン合格」などに出演

女優で歌手のりりィが本日11月11日早朝、肺がんによる病気療養中のところ亡くなったことを事務所が公式サイトで発表した。64歳だった。

1972年にアルバム「たまねぎ」で歌手デビューしたりりィは、同年公開された大島渚の監督作「夏の妹」に出演。その後も黒沢清がメガホンを取った「ニンゲン合格」、新藤兼人による「石内尋常高等小学校 花は散れども」、岩井俊二が監督を務めた「リップヴァンウィンクルの花嫁」などで存在感を放った。なお出演作「はるねこ」が12月17日、「彼らが本気で編むときは、」が2017年2月25日に公開される。