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東野圭吾の同名小説を映画化した本作は、日本最大級のスキー場を舞台に、どこか頼りない研究員・栗林和幸が研究所から盗まれた違法生物兵器の行方を追うさまを描いたミステリー。イベントには阿部、大倉、大島のほか
イベント後は、ユナイテッド・シネマ豊洲に場所を移して舞台挨拶を実施。阿部は、バラエティ番組「サラリーマンNEO」などを手がけてきた吉田のファンだったと明かし、「だからこの役を引き受けたんです。『セクスィー部長』大好きだったんで。吉田さんは自由にやらせてくれる人。完成した作品は観たことのないような“サスペンスのコメディ”で、こういう分野もあるんだなと思いました」と作品の印象を語る。
本作にて約30年ぶりにスキーに挑戦したという阿部。「優子ちゃんは上手だって知ってたし、大倉くんも滑れる役だったから。僕だけ練習するのかと思ってスキー場に行ったら、なぜか大倉くんもいて。ゲレンデの下のほうで大倉くんがもがいている姿が見えて親しみを感じました」と大倉を見やる。すると大倉は「何かの手違いでプロフィールに『趣味:スキー』って書かれているんですけど、実際はスキー板の持ち方から学びました」と照れた様子を見せ、「映画ではすごい滑れているように見えるんです! スノーモービルも全部自分で運転させてもらったんですけど、ゴーグルしているからわかりづらい。僕だって思いながら観てほしいです」と自身の見せ場をアピールした。
また、劇中で阿部が着用しているレトロなスキーウエアについて大島が言及する場面も。「大倉さんがパトロール隊の赤いユニフォームを着たらカッコよくなるのはわかってたんです。でも阿部さんは、クランクインの日に会ったときの衝撃たるや!」と声を上げ、思い出し笑い。「僕がスキーをやっていた30年くらい前はあれが流行ってたんです」と恥ずかしそうに目を伏せる阿部に、大島は「元モデルさんだからこそ、昔のウエアを上手に着こなしていて流石でしたね」と褒めたて、追い討ちをかけていた。
完成披露を迎え、キャストたちはそれぞれ心境や作品の見どころを伝える。戸次は「普段映画を観るときは、だいたいここ。“マイホームシアター”なので感慨深い」、志尊は「この作品が1人でも多くの人に届いてほしいです」、野間口は「ものすごいスキーのシーンがあるので、酔い止めを飲んだほうがいいかも」とコメント。最後に吉田は「東野さんの思い入れの強い作品だったので、『スキーやスノーボードのシーンは本当に好きな人が観ても納得できるものにしてくれ』とプレッシャーを与えられていました」と回想し、「試写室から出て来た東野さんの笑顔を目にした瞬間、報われた気がした。『これは観たことがない』と言っていただき、いいものが撮れたと感じました」と安堵の表情を浮かべた。
「疾風ロンド」は11月26日より全国ロードショー。
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「疾風ロンド」阿部寛、スキーウエア姿を大島優子に笑われ「30年前は流行ってた」 https://t.co/Oxkyl1hcko