オースティン・バトラーが6階の窓枠にぶら下がり…主演したクライム映画を振り返る

アクションクライム映画「コート・スティーリング」より、主演オースティン・バトラーと監督ダーレン・アロノフスキーのインタビュー映像がYouTubeで公開された。

1998年のニューヨークを舞台にした本作では、メジャーリーグのドラフト候補になるほど将来有望だったものの夢破れた若者ハンクの物語。現在はバーテンダーとして平和に暮らしていたハンクの日常が、隣人から猫の世話を頼まれたことをきっかけに一変していくさまが描かれる。街中のマフィアたちに殴り込まれることになるハンクをバトラーが演じた。

インタビュー映像の冒頭でオースティンは「ジャッキー・チェンの映画で育った」「生身のアクションが映画の要になる」と語り、実際に6階の窓枠にぶら下がったことも明かした。アロノフスキーも「オースティンの身体能力にはかなり助けられた」「感銘を受けた70年代映画を手本にして撮影したんだ」とコメントしている。

原作者のチャーリー・ヒューストンが脚本を手がけた「コート・スティーリング」は1月9日に全国公開。キャストにはレジーナ・キング、ゾーイ・クラヴィッツ、マット・スミス、リーヴ・シュレイバー、ヴィンセント・ドノフリオ、ベニート・マルティネス・オカシオが名を連ねている。なおタイトルの“コート・スティーリング”は「盗塁失敗」を意味する野球用語で、広い意味では「チャンスをつかもうとして失敗すること」を指す。

映画「コート・スティーリング」特別インタビュー

映画「コート・スティーリング」日本版予告編