「希望ヶ丘の人びと」は、妻を失った主人公・田島が、2人の子供とともに亡き妻の故郷で新しい生活を築くさまを描く作品。「神様のカルテ」の
連続ドラマW初主演となる
沢村は、主人公・田島について「何でも思いつきですぐ行動し、ダメだったら潔く止める。そこには、彼の良さとダメさが混じっていて、そんな彼の行動について、見てくださる方が一緒に悩み、考えながらドラマを見続けていく、そこがこのドラマの面白さかもしれません」とコメントする。また深川も、「今度のドラマでは、悲しくも可笑しい個性的な住人がたくさん登場します。週に一度、そんな彼らに会いに来てはいかがでしょう。彼らも私たちと同じように、一生懸命に生きています」とメッセージを寄せた。
連続ドラマW「希望ヶ丘の人びと」は全5話構成で、毎週土曜22時からの放送。
沢村一樹 コメント
脚本を読んだ感想
読み進めていくうちに、じわーっと心に温かいものが広がり、気付いたら違和感なくこのドラマの世界観に入り込んでいた、そういう脚本でした。それはまるで、この物語のどこか居心地の良い場所にすっと座って、希望ヶ丘の人びとをじっと眺めているような、そんな感覚でした。
主人公・田島の印象/演じるにあたっての意気込み
田島という男は、このゆったりとした希望ヶ丘での時間の中で、唯一突拍子もない人物なのかもしれません。何でも思いつきですぐ行動し、ダメだったら潔く止める。そこには、彼の良さとダメさが混じっていて、そんな彼の行動について、見てくださる方が一緒に悩み、考えながらドラマを見続けていく、そこがこのドラマの面白さかもしれません。田島は自分自身とは全く違うタイプで、“共感”というと違うかなと思います。でも、田島という男の存在があると、なんとなく周りが落ち着き、安心する、そんな人物に演じられたら、と思っています。
視聴者へメッセージ
考えながらというよりは、1つ1つ、感じながら見ていただきたいドラマです。そしてふと気付くと、目から、耳から、体中から何かが浸み込み、心に届いていく・・・そんな作品です。希望ヶ丘の住民たちは、それぞれみんな、うまくいかないことも抱えながら一生懸命生きているんだなぁ、と感じていただき、時に自分や周りの人と重ね合わせたり、そこから勇気をもらったりしてくださったら嬉しいです。
深川栄洋 コメント
35年ほど前、高度成長経済で横浜に作られた希望ヶ丘という架空のニュー・タウンがこのドラマの舞台。当時の大人達は夢を持ち、幸せを祈って、山を削り、谷を埋めた開発地区に住み始めました。時代は流れて、そこで育った子供たちも今や50歳を迎えようとしている。人生の折り返しを迎えてみると、この街に住む人々にも様々な苦悩があるようです。今度のドラマでは、悲しくも可笑しい個性的な住人がたくさん登場します。週に一度、そんな彼らに会いに来てはいかがでしょう。彼らも私たちと同じように、一生懸命に生きています。
重松清 コメント
あと何年かはこの仕事をやらせてほしいと切に(まったくもってココロから)願っているのだが、その際、おそらく本書「希望ヶ丘の人びと」は、ある種の目盛りのような作品になるはずである。分水嶺かもしれない。街と、家族と、学校――僕がずっと追いかけている主題を「こういう形で描いたお話」は、おそらく、これが最後になるだろう。
岡田惠和 コメント
初めての、そして念願の重松清さんの原作でした。ずっと読者として尊敬していたのでとても光栄なことです。ドラマとしての脚色はされていますが、精神はしっかり受け継いだと思っております。信頼する深川演出で、面白く、心に染みるホームドラマになると確信しています。そして沢村さんを中心に豪華でユニークで実力派ばかりの俳優陣。どの場面も見逃せません。ご期待ください。
連続ドラマW「希望ヶ丘の人びと」(全5話)
WOWOWプライム 2016年7月16日(土)22:00~放送スタート
以降毎週土曜22:00~
※第1話無料放送
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- 「希望ヶ丘の人びと」|WOWOWオンライン
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織田 @odykjnai
沢村一樹×深川栄洋がタッグ、重松清の「希望ヶ丘の人びと」連続ドラマWに - 映画ナタリー https://t.co/EyKPu33xjN