本日3月23日、「
劇団ひとりが監督の高橋渉とともに脚本を担当した本作は、夢の世界を舞台にしたファンタジーアドベンチャー。主人公・野原しんのすけと仲間たちが、人類安眠のため夢の世界で奮闘するさまを描く。安田は春日部にやってきた謎の少女サキの父親で、夢の研究者である貫庭玉(ぬばたま)夢彦、吉瀬はその妻サユリに声を当てる。
この日司会を担当したのは、映画の内容にちなみパジャマを着たしんのすけ。しんのすけは登場するやいなや「今回は夢の世界で寝ながら冒険するっていうお話だゾ。寝たら怖い夢ばっかりで寝不足の毎日……。このピンチにオラたちカスカベ防衛隊が立ち上がりました! まさに超大作!」と軽快なトークで場を盛り上げる。
続いてしんのすけは「もうこんなにカッコいい父ちゃんとキレイな母ちゃんなんてうらやましいぞー!」とゲスト声優の2人を呼び込み、「顕ちゃん、お久しぶりぶりですな! 今日はオラに会うために北海道から来てくれたって?」と安田とお尻をすり合わせて挨拶。またしんのすけは「美智子お姉さんっていう気になる人がいらっしゃってるから、顕ちゃんの愛情は、オラ今日は受け止めきれないからね」と宣言して吉瀬のほうを向き、「オラ、道端で人妻に声をかける系男子と呼ばれていますが、オラのことどう思いますか?」と猛アピール。吉瀬は「もちろん大好きですよ! しんちゃん!」と笑顔で答え、しんのすけと手を取り合い、仲の良さを見せ付けた。
安田は「夢彦という役をやらせていただきます。本当に光栄なことで、家族一同喜んでおります」と、吉瀬は「ヤスケンさんと夫婦役です。声優という仕事には慣れていないので、すごく緊張しましたが楽しくやらせていただきました」とそれぞれ挨拶。そしてしんのすけが「じゃあ出発おしんこー! きゅうりのぬかづけー!」とアフレコの開始を告げ、マイクが用意されると、安田は報道陣との近さに「うわっ! 緊張するわー……」とこぼした。
まず夢の中でしんのすけと会話をするシーンに挑戦した安田は、下品なセリフに「もうちょっと違うところないんですかね?」と苦笑する。同じセリフの別パターンを求められてしまい照れ笑いを浮かべる安田だが、アドリブを挟む余裕も。夢の中で怒りをあらわにするシーンでは、娘を守ろうとする父親を眉間にしわを寄せながら熱演した。
さらに吉瀬は、娘サキとのシーンを収録することに。怖い夢を観た娘を優しくなだめる場面だが、後半には大きな声で叫ぶ一幕も。感情の変化を巧みに表現した吉瀬に、安田から「はあー。完璧!」と賛辞が贈られるなど、終始和気あいあいとしたムードの中、公開アフレコは終了した。
「映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃」は、4月16日より全国でロードショー。
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安田顕と吉瀬美智子「しんちゃん」公開アフレコでしんのすけとの仲の良さ見せ付ける - 映画ナタリー https://t.co/LlYTtZEIAu