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二宮和也&深津絵理がキネ旬ベスト・テン主演賞受賞、二宮は「責務が果たせた」

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「2015年 第89回キネマ旬報ベスト・テン」で主演女優賞に輝いた深津絵理。

「2015年 第89回キネマ旬報ベスト・テン」で主演女優賞に輝いた深津絵理。

「2015年 第89回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が、本日2月13日に東京・文京シビックホールで開催され、主演女優賞の深津絵里と主演男優賞の二宮和也が受賞の喜びを語った。

黒沢清監督「岸辺の旅」と山崎貴監督「寄生獣 完結編」で本賞を受賞した深津は、「このような素晴らしい賞に値するお芝居ができていたのかわかりませんが、この2つの作品に出会わなければこの賞をいただくことはなかった。作品に出会わせてくださったプロデューサーの方、力強く見守ってくださった監督、スタッフの皆さん、ともに戦いに挑んだ共演者の皆さんに心から感謝したいと思います」と挨拶。さらに「岸辺の旅」で夫を演じた浅野忠信の名前を挙げ、「浅野さんとでなければあの空気感や繊細な表現には繋がらなかった。浅野さんの力のおかげでこの賞をいただけたと思っています」と感謝を述べた。そして最後は「これからも日本映画に関われるように、背筋を伸ばしてがんばりたいと思います」と抱負を語った。

そして山田洋次の「母と暮せば」に主演した二宮は、深くお辞儀をして「ありがとうございます」と一言。さらに1月8日に自身も映画館で同作を鑑賞したとのことで、「ちょうどサービスデーだったので1100円で観れてしまったんですが……すごくいい映画でした(笑)」と観客を笑わせる。「自分がこの作品に出るということは、日頃僕のことを応援してくださっている若い方々に、戦争というものを改めて学んでいただくきっかけになれば、という責務がともないました。それが少しでも果たせたのではないかなと思います。これからも、この賞に恥じることのないよう精進していければと思っております」と心境を語った。

また司会から、主演男優賞受賞にあたっての嵐のメンバーの反応を尋ねられた二宮。「今日の朝もちょうど4人と一緒だったんですが、『今から授賞式に行って来る』と言ったら、みんな『おめでとう』『いってらっしゃい』と言ってくれた。でも、みんなけっこうクールでしたね。僕が一番喜んでいたというか……」と話し笑いを誘う。また「母と暮せば」で共演した吉永小百合については「現場のすべての人たちに優しく接している姿は意外というか……テレビで観るイメージをはるかに超越していました。どんな人にも同じ対応をなさっている懐の広さには驚きました」と尊敬の意を示した。

なお映画ナタリーでは、表彰式全体のレポートを後ほどお届けする。

※広瀬すず、本木雅弘ら登壇「2015年 第89回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式の記事はこちらから

※「2015年 第89回キネマ旬報ベスト・テン」4冠に輝いた「恋人たち」表彰の記事はこちらから

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