菊地凛子が性別不明のアンドロイド演じる短編「ハイヒール」、衣装協力はシャネル

菊地凛子が短編映画「ハイヒール」に主演していることがわかった。

「ハイヒール」は、19歳で来日してから日本を中心に活動するイ・インチョルの監督第2作。西暦4015年を舞台に、“こだわり”のために生きる靴職人のアンドロイドが、顧客とのふれあいの中で“人間らしさ”を芽生えさせる物語だ。男性でも女性でもないアンドロイド・Kaiを菊地が演じ、大河ドラマ「花燃ゆ」の小島藤子、「水の声を聞く」の玄理、モデルの谷口蘭も出演を果たす。さらに「るろうに剣心」3部作の石坂拓郎が撮影を担当し、日本アカデミー賞優秀編集賞に8度輝いた上野聡一が編集、「どろろ」「海のふた」の百武朋が特殊美術として参加している。

このたび公開された場面写真にも収められているKaiの衣装は、シャネルが特別に協力したもの。作品のモチーフとなるハイヒールは、日本のコレクションブランドMIHARA YASUHIRO協力のもと制作された。

本作は8月にクランクアップし、現在2016年のワールドプレミアと国内公開へ向けポストプロダクションが進行中。気になる人は続報を楽しみに待とう。

※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。