冨手麻妙＆紗綾、目指すは袋とじ？「闇金ドッグス」アイドルパフォーマンス生披露

「闇金ドッグス」スペシャルナイトと銘打ったイベントが本日8月7日、東京・新宿武蔵野館で行われ、キャストの冨手麻妙と紗綾、監督の土屋哲彦が登壇した。

「ガチバン」シリーズで山田裕貴が演じた安藤忠臣を主人公に据え、闇金業界に渦巻く人間ドラマを映し出した「闇金ドッグス」。冨手と紗綾は悪徳事務所の社長に搾取される、地下アイドル“けろリズム”として出演している。

劇中では思いつめた表情をたびたび見せた冨手と紗綾だが、本日は初っ端からハイテンションで飛ばす。「私たち、脊椎動物両生類カエルアイドル“けろリズム”です！」と元気に挨拶し、持ち歌の「恋するパッションフルーツ」を披露。劇中にも登場する、熱烈なファンたちの激しいオタ芸を交えたパフォーマンスを終えると、2人は清々しい表情に。

冨手は「映画館でこんなふうに踊れるとは思ってもいなかったので不思議な感覚です」、紗綾は「まさか映画から“けろリズム”が飛び出すなんて！」と気持ちの高ぶりを伝える。パフォーマンスを見ていた土屋は「そもそも何の映画だっけっていうところもありますが 」ととぼけつつ、「2人とも歌も踊りもしっかり練習してくれて、いいアイドルを作れたなと。売れないアイドルっていう設定なんですけど……これ売れるだろうなって思いながら見てました」と満足げな様子。

また撮影現場でもオタク役の役者たちの気合いの入れようが半端じゃなかったとのことで、冨手は「私、オタ芸に関しては結構いろいろ見てきているので『オタ芸ナメんなよ！』なんて思ってたんですけど。実際見たら『私たちも負けてらんないな』って。オタクの方々に刺激を受けました」と明かす。紗綾も「すごい気持ち入ったもんね！」と同意し、パフォーマンスシーンで見せた一体感の裏側をうかがわせた。

最後に設けられたPRタイムでは、なぜか土屋は今度発売される紗綾の写真集を猛烈にアピール。それに便乗し、冨手が「みなさんに『闇金ドッグス』の感想を広めていただいたら、もしかしたら“けろリズム”も袋とじで雑誌に載せてもらえるかもしれません。お力を貸してください！」と呼びかけ、作品ともども盛り上がっていくことを願った。

「闇金ドッグス」は東京・新宿武蔵野館ほかで公開中。